2011/12/02

OSを超えて個人情報を収集する”Carrier IQ”の存在が明らかに!<最終更新>


ご存知のスマートフォンユーザーの方もいらっしゃると思いますが、本日衝撃的過ぎる情報があちこちでリリースされています。


要約すると、アメリカの通信会社からの要請を受ける形で、HTCやSamsung等のAndroid端末に”Carrier IQ”と呼ばれるソフトが実装されていて、そのソフトにより様々な個人情報・入力データ等が駄々漏れ状態ということらしいです。

さらに、今回はAndroidにとどまらず、iOS・RIM・Nokia端末にも存在が確認されていると言うことだそうです。



対処方法については、以下のリンクに詳しく記載されています。

・iOS端末の場合は、iOS3.1.3以降搭載されているそうですが、iOS5以降はその機能はかなり限定的で、”設定→一般→情報→診断/使用状況→送信しない”にチェックが入っていれば、CarrierIQの機能はオフになるそうです。

・Androidの場合は、Root取得済みの端末で、XDAに公開されているこちらの診断アプリを導入して診断することで、実際にCarrierIQの存在を確認できるそうです。CarrierIQを削除するには少々骨が折れますが、TechCrunch Japanに詳しく説明されています。

<更新1>
診断アプリでの検出は非ROOTで出来ます。
当方で確認したところ、HTC EVO WiMAX(ISW11HT)では検出されました。IS03では検出されませんでした。
おそらく、端末内の”/system/app/IQRD.apk”が存在するかどうががポイントみたいです。
<更新1終わり>

・WindowsPhoneについては、CarrierIQは含まれていないそうでここは一安心。




問題は、日本で発売されているAndroid端末がどうか・・・ということですが、
によると、3社とも「確認中」ということで、しばらくは注視する必要がありそうです。

が、auのEVO 3Dで上記の診断アプリを使用した結果「発見されなかった」というユーザーの方からの報告も見られますので、日本のキャリアから発売されたものは大丈夫なのかもしれませんね。


収集した情報はサービス向上の為だけに使用していると主張しているそうですが、なんにせよ、「収集した者勝ち」みたいな風潮は勘弁して欲しいです。ApplLogの件もありましたしね・・・


<更新2>
手持ちのAndroid端末のCarrierIQの有無についてを公開しました。

<更新3>
Carrier IQ問題の核心が明らかになってきた!を公開しました。

<更新4>
国内3キャリアの端末にはCarrier IQは未搭載。を公開しました!



 
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