※Googleサービスフレームワークのデータ削除のリスクについても参考にして下さい
以前少し調べたので、備忘録として残しておこうと思います。(間違っているかもしれませんが・・・)
Googleサービスフレームワークのデータ削除といえば、Android OSのアップデートが配信された際に、いち早くOTAアップデートファイルをダウンロードするための作業としてご存知の方も多いと思います。
ですが、この作業でどんな影響があるのか少し類推してみました。
まず、Googleサービスフレームワークについて。
- Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ - DSAS開発者の部屋
こちらを見ると、GoogleサーバからのPush通知のための常時TCP接続のために、GooogleServicesFramework.apk(プロセス名:com.google.process.gapps)が使用されていることがわかります。
そして、実際にGoogleサービスフレームワークのデータを削除した際に、端末側で確認できるデータの損失は以下の通り。
- システムアップデートの最終確認時刻(1970/1/1になる)
- Googleが位置情報にアクセスすることへの同意(以前の同意記録の消失)
- 設定→アカウント→位置情報の設定→Googleアプリに位置情報へのアクセスを許可するの設定(データ削除後はOFFになる)
- Googleアカウントの同期エラー(すぐに復旧する)
- Google Playストアでアプリがインストール出来なくなる→アカウント削除後再登録すればOK
つまり、Googleサービスフレームワークのデータを削除するということは、これまでのGoogleサーバとの接続記録・サーバへデータを送信することへの同意記録が全て削除されて、新たに1から接続が確立されるってことでしょうか。
だから、以前の同意した記録が消えて、Googleサーバーに位置情報を送るための通信接続の際ユーザーの同意を取り直してるってことでしょうか。
また、前回のアップデート最終確認時刻の記録が削除されたので、1970/1/1(システム初期値?)になるのでしょうか。
Googleサービスフレームワークのソースは非公開のため、類推しかできないけれど、そんな感じなのではないかなぁ・・・と思います(; ̄ー ̄A