2012/12/15

Googleサービスフレームワークのデータ削除とは何をしているのか?


Googleサービスフレームワークのデータ削除のリスクについても参考にして下さい


以前少し調べたので、備忘録として残しておこうと思います。(間違っているかもしれませんが・・・)




Googleサービスフレームワークのデータ削除といえば、Android OSのアップデートが配信された際に、いち早くOTAアップデートファイルをダウンロードするための作業としてご存知の方も多いと思います。

ですが、この作業でどんな影響があるのか少し類推してみました。



まず、Googleサービスフレームワークについて。

こちらを見ると、GoogleサーバからのPush通知のための常時TCP接続のために、GooogleServicesFramework.apk(プロセス名:com.google.process.gapps)が使用されていることがわかります。

そして、実際にGoogleサービスフレームワークのデータを削除した際に、端末側で確認できるデータの損失は以下の通り。
  • システムアップデートの最終確認時刻(1970/1/1になる)
  • Googleが位置情報にアクセスすることへの同意(以前の同意記録の消失)
  • 設定→アカウント→位置情報の設定→Googleアプリに位置情報へのアクセスを許可するの設定(データ削除後はOFFになる)
  • Googleアカウントの同期エラー(すぐに復旧する)
  • Google Playストアでアプリがインストール出来なくなる→アカウント削除後再登録すればOK

つまり、Googleサービスフレームワークのデータを削除するということは、これまでのGoogleサーバとの接続記録・サーバへデータを送信することへの同意記録が全て削除されて、新たに1から接続が確立されるってことでしょうか。

だから、以前の同意した記録が消えて、Googleサーバーに位置情報を送るための通信接続の際ユーザーの同意を取り直してるってことでしょうか。
また、前回のアップデート最終確認時刻の記録が削除されたので、1970/1/1(システム初期値?)になるのでしょうか。


Googleサービスフレームワークのソースは非公開のため、類推しかできないけれど、そんな感じなのではないかなぁ・・・と思います(; ̄ー ̄A


 
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