カスタムROM導入のためのリカバリROMにおいて、もっとも人気であるCWM(ClockWorkMod)が5.x→6.0.0.0のβ版を経て、遂に6.0.0.4がリリースされました!
<追記>
7/18 7:30現在、6.0.0.5がリリースされています。
タイトルを更新しました。
<再追記>
6.0.2.3以降では差分バックアップ方式は廃止されています。
→ClockworkMod 6.0.2.3では差分バックアップが廃止!
- ClockworkMod Recovery 6 for Galaxy Nexus - Koushik Dutta - Google+
現在、ClockworkMod ROM Manager - Recoveriesからダウンロードして手動で焼くか、ROM Managerアプリから直接導入することが出来ます
5→6へとアップデートしたことによる変更点は以下の通りです。
- 差分バックアップ
- バックアップ処理高速化
- 2GBを超えるファイルのリストア時のバグフィックス
- 背景の変更
今回から、バックアップを差分で取るようになったことで、ファイルの軽量化・高速化を図っていますが、5.xまでとは明らかに挙動が違うため、以下の注意が必要です。
- バックアップされたファイルはSHA256によりハッシュ化され、/sdcard/clockworkmod/blobsにハッシュファイルが作成される
- バックアップされた各ファイルはblobs/以下のハッシュファイルと照合し、
1.同一ハッシュがblobs/に存在する(=既にバックアップファイルが存在する)場合は次に進み、
2.同一ハッシュがblobs/に存在しない(=バックアップファイルが存在しない)場合はハッシュファイルをblobs/に作成する - 上記の仕様から、blobs/以下のハッシュファイルを削除してしまうと、全てのバックアップデータが使用不可能になってしまうため、blobs/以下のデータには触れないこと
- バックアップファイルを削除したい場合はbackup/以下のディレクトリを削除することで、不要なハッシュファイルはblobs/から削除される
New ClockworkMod Backup Format - Koushik Dutta - Google+より
恐らく、5.xで作成したバックアップは5.xのCWMでリカバリする必要があると思います。
このあたりは調べてBlogにて紹介したいと思います♪
また、ClockworkMod6は、CyanogenMod10のリカバリROMに正式に採用されたようです♪
- ClockworkMod Recovery 6 has been merged into the… - Koushik Dutta - Google+