Titanium Backupバージョン5.7.0以降、update.zip作成機能が追加されたので、色々と試してみました。
名前の変更も可能です
とりあえずTitanium Backup 5.7.0.1で作成したupdate.zipは以下の2種類。
- ユーザー/システムのアプリ&データのみ
- Titanium Backupのシステム復元機能のみ(アカウントの復元・壁紙の復元など)
まず、ParanoidAndroid 2.54をクリーンインストールしてから、1.をCWMからインストールしてみました。
すると、アプリ自体はインストールが出来るのですが、データは復元されず。
システムを起動後しばらくして、TitaniumBackupが自動起動してデータが復元されました(私はアプリデータをパスワード保護していたのでパスワード入力を求められました)。
データ復元後に再起動を求める通知が出て、再起動後データを含めて復元されました。
次に、2.をCWMからインストールしました。
すると、今回もシステム起動後にTitanium Backupが自動起動してパスワード入力後復元が始まったのですが、こちらは復元後に再起動しても全く復元されていませんでした。
つまり、今回の結果を含め、Titanium Backup 5.7.0.1のupdate.zipにてできることは以下の通りです。
- update.zipは同じ名前で再作成すると、上書きされる(前回作成分は削除される)
- update.zipをCWMでインストールすると、アプリのみがインストールされる
→システム起動後、データがTitanium Backupにより自動復元される - Titanium Backupのシステム復元機能(アカウント・ウィジェット・壁紙・無線LANアクセスポイント等)は復元されない
→システム起動後、Titanium Backupが自動起動し復元機能が走りますが、完了後再起動しても復元されていない
全ての環境で同じ結果ではないかもしれませんが、これでは結局Titanium Backupアプリを起動して、Android IDを含むシステム部分を復元しなければいけないので、残念ながら本機能はあまり実用的ではなさそうです(; ̄ー ̄A