2012/06/05

Windows 7無線LAN設定メモ


Windows7(HomePremium 64bit)の無線LANの速度がどうも遅くて仕方が無いので、色々ググって、色々変更してみて、とりあえず安定した速度が維持できるようになったので、その設定メモです。

※システム設定の変更になりますので、自己責任で行ってください。


上記は一例です。個人の環境により最適な設定は異なります


設定確認・変更コマンド一覧(管理者としてコマンドプロンプトを実行する)
  • netsh int tcp show global:TCPグローバルパラメーターの確認
  • netsh int tcp set global rss=:Recieve-Side Scaling状態の変更
    =default:既定(有効)
    =enabled:有効
    =disabled:無効
  • netsh int tcp set global chimney=:Chimneyオフロード状態の変更
    =default:既定(自動)
    =automatic:自動
    =enabled:有効
    =disabled:無効
  • netsh int tcp set global netdma=:NetDMA状態の変更
    =default:既定(有効)
    =enabled:有効
    =disabled:無効
  • netsh int tcp set global dca=:Direct Cache Acess(DCA)の変更
    =default:既定(無効)
    =enabled:有効
    =disabled:無効
  • netsh int tcp set global autotuninglevel=:受信ウィンドウ自動チューニングレベルの変更
    =disabled:チューニング無効(Windows本来の状態)
    =highlyrestricted:かなり制限されたチューニング状態
    =restricted:一部制限されたチューニング状態
    =normal:既定のチューニング状態
  • netsh int tcp set global congestionprovider=:アドオン輻輳制御プロバイダー
    =ctcp:ctcpを有効にする
    =disabled:標準を有効にする
    =default:既定(=disabled)
  • netsh int tcp set global ecn=:ECN機能
    =default:既定(無効)
    =enabled:有効
    =disabled:無効
  • netsh int tcp set global timestamps=:RFC1323タイムスタンプ
    =disabled:無効
    =enabled:有効
    =default:既定(無効)
※コマンドの詳細は”netsh int tcp set global ?”で確認できます。



変更のポイント
  • まずは、 TCPグローバルパラメーターを確認。初期状態をメモっておく。
  • 受信ウィンドウ自動チューニングレベル:とりあえずhighlyrestrictedにしてみる
    →遅くなったらdisabledにしてみる
  • アドオン輻輳制御プロバイダー:とりあえずctcpにしてみる
    →遅くなったらdisabledにする
  • Chimneyオフロード状態:netsh int tcp show chimneystatsコマンドで確認
    →Suppがいいえなら無効に。
  • NetDMA状態:netsh int tcp show netdmastatsコマンドで確認
    →NetDMAを使用したバイト数が0なら無効に。
  • RSS:設定を変更してみて様子を見る
    →遅くなった場合は元に戻す。
  • DCA:NetDMAがdisabledの場合はDCAもdisabledにする
  • ECN:disabledでいいと思います。
  • RFC1323タイムスタンプ:enabledでいいと思います。

色々とオン/オフを試行錯誤したら、平均2Mbps→平均8~10Mbpsに向上しました♪

WiMAX×WM3600Rにて最高値!



各項目の簡単な解説ページ。


 
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