2015/01/24

Windows向けセキュリティアップデート情報:2015年1月 号外【Flash Player,JAVA,Chrome】


Windows Upadate以降に発表されたセキュリティアップデート情報概要まとめです。

1.Flash Player


Flash Playerにゼロデイ脆弱性が発見され、すでにその脆弱性を悪用する”Angler”と呼ばれるツールによる攻撃が確認されているとのこと。
Blogによると、影響のある環境は以下の組み合わせ。
  • Windows XP
    Firefox 35(Flash 16.0.0.287)
    IE 6~8(Flash 16.0.0.287)
  • Windows 7
    IE8(Flash 16.0.0.257)
  • Windows 8
    IE 10 with Windows8-RT-KB3008925-x86(Flash 16.0.0.235)
    IE 10(Flash 16.0.0.257)
  • Windows 8.1
    IE 11(Flash 16.0.0.257)
一方で、Google ChromeはAnglerの影響を受けないとのこと。

推奨される対策は、利用しているブラウザで一時的にFlash Playerを無効にすること。
現在未修正のCVE-2015-0311に対するアップデートは、来週配信予定。


2.Google Chrome 40

  • Stable Channel Update - Chrome Releases
    リリース日:2015.01.21
    内容:62件の脆弱性(深刻度:Highを含む)の修正,NPAPIプラグインがデフォルトでブロック
    バージョン:40.0.2214.91

※NPAPIプラグインサポート廃止スケジュールについて(The Final Countdown for NPAPIより)
  • 現在:一部のホワイトリストを除いてデフォルトでブロック済み
  • 2015.01:ホワイトリストを削除。全てのNPAPIプラグインがデフォルトでブロックされる
  • 2015年4月:NPAPIプラグインサポートをデフォルトで無効に。Chrome WebストアからNPAPIプラグインを必要とする拡張機能を非公開に
    →ただし、経過措置あり(chrome://flags/#enable-npapiから設定可能)
  • 2015.09:NPAPIプラグインのサポートを完全に終了。NPAPIプラグイン利用不可に

3.Oracle Java SE

※Java 7向けには、クリティカルパッチ(7u75)と同時に、複数バグの累積パッチ(7u76)が公開されています。
※Java 7は次回のアップデートをもってサポート終了の予定となっており、自動更新を有効にしている場合は自動的にJava 8にアップデートされます。



Javaの次回更新も2015年4月14日に予定されています。


 
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