iTunes Match - iTunes - Apple
2010年10月に紹介した、iCloudってなに?のエントリで紹介したiTunes Matchが、2年半経って遂に日本でもサービスインしました。
そもそもiTunes Matchとは、簡単に説明すると、
- 年額3,980円
- iTunes Store以外で購入し所有している音楽も、iCloudに保存できる
- アップロードする際、iTunes Storeの3,700万曲のコレクションと照合し、マッチした曲はアップロードする必要なく自身のライブラリに追加される。マッチした曲は、256kbps AAC,DRMフリーでiCloudに追加される
- iTunes Storeのコレクションとマッチしなかった曲のみ端末からアップロードされる
- iCloudに保存された曲は、iPhone,iPad,iPod touch,Mac,Windows,Apple TVで再生可能
- iCloudからのダウンロードも可能
iTunes Storeのコレクションとマッチすれば、たとえ手持ちの曲が低音質でもiCloudには256kbps AACかつDRMフリーで追加されるので、それをダウンロードすることで高音質ファイルを入手することも可能になります。
デバイス別再生方法は以下の通り。
- PC:ストリーミング(ダウンロード可能)
- iOS:再生すると端末に保存される
- Apple TV:ストリーミングのみ
注意点は以下の通り。
- iCloudに保存できる曲は、iTunes Storeで購入した曲を除き、25,000曲
- iTunes 10.5.1以降,iOS 5.0.1以降のiPhone 3GS以降・iPod touch・iPad
- 対応フォーマットは、AAC,MP3,WAV,AIFF,Apple Losslessなど
- 対応デバイスは最大10台まで
- ファイル容量は200MBまで
- 2時間を越える曲ファイルはアップロード不可
- DRM保護されている局は、PCで再生できる場合以外はマッチせず、アップロードも不可
- ALAC,WAC,AIFFは、256kbps AACにトランスコードしてアップロードされる
- AAC,MP3で一定の品質基準を満たしていない曲はマッチングされないかアップロードされない
日本でのリリースは無いものだろうと思っていたiTunes Matchがリリースされたので、個人的にはGoogle Play Musicの日本解禁に期待が高まります。
iTunesもiOSも利用していないので、iTunes Matchを利用する予定はありませんが、手持ちの曲を256kbps DRMフリーに3,980円で変換できると考えると悪くないかなと思ったりw