2013年も残すところ10日あまり。今年もいろいろなニュースがありました。
今回は年末スペシャルとして、個人的な5大ニュースをまとめてみましたので、1年を簡単に振り返りたいと思います。
1.Nexus 5 & Android 4.4 KitKatリリース
- 次期AndroidのコードネームはNestle Kit Katとコラボし”KitKat”に!
- 【Android 4.4×Nestle Kit Kat】Google Nexus 7 プレゼントキャンペーンが発表された!
- 【追記あり】Android 4.4が遂に正式発表!新機能まとめ!
- Nexus 5が正式発表!日本Google Playでも取扱開始!
Android 4.3(Jellybean)の後継は永らくKeyLimePieと噂されていましたが、蓋を開けてみるとなんとネスレとコラボしてKitKatでした。
Google社内でも秘匿されていたKitKatが発表された時は”ネタか!?”と驚きました。
Androidチームが手元のキットカットを見て、”これをコードネームにできないか”とネスレに問い合わせたところからスタートしたと言われるこのコラボは、世間に”Androidのバージョンには毎回コードネームがついている”、”Androidにはドロイド君というマスコットがいる”と知らしめることにも一役買ってくれました。
そんなAndroid 4.4 KitKatを搭載したNexus 5が、なんと発表と同時に日本のPlayストアでも直販されることになり、先のNexus 7(2013)と合わせ、ようやく日本でも最新のNexus端末が公式から買えるようになった一年でした。
(余談ですが、ネスレが展開しているNexus 7が当たるキャンペーンのせいで、キットカットの食べ過ぎで体重が増えたという人も多いのではないでしょうかw)
2.Project Ara
Goodbye Sticky. Hello Ara. - The Official Motorola Blog
- Motorola、ブロック組立スマホ「Project Ara」計画~今冬にもキット公開へ - Internet Watch
- モトローラ、モジュール式携帯電話Project Ara で3D Systems と提携。3Dプリントでスマホ生産 - Engadget Japanese
- GoogleがMotorolaを買った理由はこれか? オープンな組み立て式スマートフォン・プラットフォーム「Ara」発表 ハードウェア版Androidを目指す - Appllio
Motorolaは、ユーザーが各パーツを自由に組み合わせてスマートフォンを作成できる”Project Ara”を発表しました。
3D Systemと提携して各パーツを作成し、それを組み合わせて端末を組み上げるこのプロジェクト。まだまだ実現には時間がかかると思いますが、キーボード付きの端末に仕上げたり、毎回SoCだけ最新のチップに載せ替えたり出来るのは、毎回端末を買い換える必要がなくなるので楽しそうですね。
「Androidプラットフォームがソフトウェアに対して成したことを、ハードウェアに対しても成す」楽しみです♪
3.SIMロックフリー端末の充実
新しいiPhone 5sを購入する - Apple Store (Japan)
2013年は多数のSIMロックフリー端末が国内でリリースされた1年でした。
皮切りは”ASUS PadFone 2”だったでしょうか。スマホがタブレットにもなるこの変体端末が日本でもリリース予定と報道されたとき、”どのキャリアと組むんだろう?”と思っていましたが、まさかSIMロックフリーで国内リリースされるとは思いませんでした。
その後、ASUSのFonepadシリーズやFreetelなどのSIMロックフリー端末の国内リリースが発表されましたが、なんと言っても今年の目玉はNexus 7(2013)やNexus 4/5、iPhone 5s/5cが国内で公式に販売されることとなったことでしょう。キャリアに依存しない”SIMロックフリー”の波が一気に押し寄せました。
わざわざ国外から輸入する必要も技適を気にする必要もなくなったことで、選択肢がグンと広がることとなり、来年にさらなる期待が持てるようになりました♪
4.docomo MVNO SIMプランの拡充
OCN モバイル ONE - OCN
SIMロックフリー端末の充実とともに、SIMカードのみを取り扱うサービスの種類がかなり増えました。
2012年まではほぼ日本通信(b-mobile)一択でしたが、今年に入ってからIIJ/OCNをはじめ多数のMVNOがサービスを展開・拡充し、低価格・低速をはじめとした多種多様なプランが選択可能になりました。
MVNO SIMを利用する際ネックだった”セルスタンバイ問題”を解決するSMSオプションを採用するサービスが増え、IP電話サービスも充実してきましたので、キャリアに依存しない選択肢が現実味を持ち出した1年でした。
今年の主流は、1,000円以下の低速サービスと2,000円以下の2GB高速通信可能なサービスの2強でしたが、来年は3GB高速通信可能なサービスが増えてくるといいなぁと思います。
5.Chromecastリリース
Nexus 7(2013)やAndroid 4.3と共に発表されたChromecastが個人的な5位に入りました(まだ私は手にしていませんが)。
35ドルという非常に安価なこのHDMIスティックを利用すると、Android/iOS/ChromeブラウザからコンテンツをChromecastに転送してTVで表示することができます。
サービス開始当初は、YouTubeコンテンツやGoogle Playの映画などしかcastできませんでしたが、Google Cast SDKが公開され、Allcastなどの対応アプリを使ってcastできるコンテンツが一気に広がりました。
Android 4.4.2では、設定に”画面のキャスト”という項目が存在し、将来スクリーンをChromecastに転送できる可能性も出てきました。
Chromecastは2013年には日本で発売されませんでしたが、来年は販売国を拡大する計画もあるようですし、期待したいところです♪
長くなりましたが、ざっと5大ニュースを通じて1年を振り返ってみました。
あなたのベスト5は何だったでしょうか?来年は更にモバイル界が盛り上がる1年になるといいですね。