Ubuntu for phonesが発表された!にて紹介していた、Ubuntu for phonesとAndroidのデュアルブートが可能なスマートフォン”Ubuntu Edge”がCanonicalから発表されました!
- Ubuntu Edge - Indiegogo
仕様は以下の通り。
- OS:Ubuntu mobile OS×Androidデュアルブート
- CPU:最新のマルチコアCPU
- メモリ:(最低でも)4GB
- ストレージ:128GB
- ディスプレイ:4.5インチHD(1280×720)サファイアクリスタルディスプレイ
- サイズ(幅×高×厚):64×124×9mm
- 重さ:-
- WiFi:n(デュアルバンド)
- bluetooth:4.0
- バッテリー:-
- カメラ:背面/8MP,前面/2MP
- LTE:デュアルアンテナ
- その他:NFC,GPS,加速度計,ジャイロスコープ,接近センサー,コンパス,気圧計,ノイズキャンセリング機能,ステレオスピーカー,MHL…etc
- 発送日:2014年5月予定
- 製品ページリンク:Ubuntu Edge
Ubuntu Edgeは市販されるモデルではなく、少数台数のみ生産されるモンスタースペックな端末で、車で言うF1カーのようなものでまさしくプレミアムな1台となっています。
特徴は、”AndroidとUbuntuのデュアルブートであること”、”モニタと接続することでデスクトップ版Ubuntuとして利用可能であること”の2点です。
Ubuntu for phones
Androidが起動することで、現在利用しているAndroid向けアプリをUbuntu Edgeにインストール可能になり、メイン端末として利用可能になります。
また、外部ディスプレイと接続することでデスクトップ版Ubuntuが起動し、どこでもディスプレイさえあればPCとして利用可能になります。
Android-Ubuntu間でデータの共有が可能なので、端末とPCを接続したりクラウドストレージサービスを経由したりする必要も無いのがメリット。また、デスクトップ側でAndroid端末に届いた通知を確認したりAndroidアプリを利用することも可能です。
ただ、この機能については少し注意が必要で、デスクトップ版Ubuntuを利用する方法が2通りあります。
- Android起動時にUbuntu for Androidアプリを利用する
Androidとデスクトップ版Ubuntuは同一カーネル上で動いているため、端末(Android)とPC(Ubuntu)両OSを同時に利用可能。PC側でAndroidアプリを利用することも出来る。出荷時から利用可能 - Ubuntu for phones起動時にDesktop convergence機能を利用する
出荷時は利用不可(ソフトウェアアップデートで利用可能になる予定)
Ubuntu Edgeのアップデート保証期間は3年となっていて、長い間サポートが受けられるのも嬉しいところ。
入手方法は、30日以内にUbuntu Edgeページから830ドル出資することで、目標出資額3200万ドルが達成されれば、2014年5月に発送される予定となっています。