Canonicalから、スマートフォン版Ubuntuである”Ubuntu for phones”が発表されました!
Ubuntu for phones - Ubuntu
特徴は以下の通りです。
1.画面端からのスワイプ操作で各機能にアクセス
画面左端から少しスワイプすることでお気に入りのアプリに即座にアクセス出来、左端から右端までスワイプすることで、Appsページ(起動中一覧・よく使うアプリ一覧・インストール済み一覧・ダウンロード可能一覧)へと移動できます。
画面右端からスワイプすることで動作中のアプリ切替をすることができます。
画面上端からは各種システム設定(バッテリー・ネットワーク・時計等)へとアクセスできます。
画面下端からはアプリコントロール(アプリ操作ボタン)の表示・非表示操作ができます。
すべてスワイプで操作でき、AndroidでいうNavbar(ソフトウェアキー)が無く画面いっぱいに表示できるのが特徴ですね。
また、Welcome Screen(ロック画面)では新着ツイート数・新着メッセージ・歩いた距離などを表示してくれます。
2.アプリ
ネイティブアプリ・Webアプリ(HTML5)が利用可能。また、アプリ開発者向けサイト”Go mobile”もオープンしています。
3.Desktop convergence
ドックと接続することで、デスクトップ版Ubuntuとして動作することが出来ます。ちょうど、Motorolaから提供されていたWebtopのような機能ですね。
4.Ubuntu One
全Ubuntuユーザーに無料のクラウドストレージ”Ubuntu One”が提供され、音楽・写真データ等に利用できます。
また、Ubuntu for phonesで撮影した写真データはUbuntu Oneにアップロードされ、OS(Windows/iOS/Android)問わずアクセス可能です。
5.推奨スペック
Ubuntu for phonesが動作するEntry level、Desktop convergence機能が利用可能なハイエンド”superphone”のスペックが紹介されています。
チップセットは、ARM/Intel x86をサポートしています。
Android Board Support Package(BSP)をベースとしていて、Android端末であれば導入可能なようです。
近いうちにGalaxy Nexus向けのイメージファイルが公開されるということです。
<追記>
公開は2013年2月末予定ということです。
→Ubuntu スマートフォンは2月後半登場、Galaxy Nexus 向けイメージ - Engadget Japanese
<追記ここまで>
また、詳細はCES 2013/MWC 2013でも紹介される予定です。
Ubuntu for phones搭載端末のリリースは2013年末になる予定のようです。