先月末頃から、“通勤中にスマホでゲームがしたい”と思いなんとなく始めてみたIngressにどっぷりはまってしまったので、今更ながらゲーム内容の紹介がてらレビューしたいと思います。
Ingress - Google Play
紹介動画
ゲームの概略
(左)フィールド画面/(右)ポータル同士をリンクさせたところ
Ingressを簡単に言うと、2つの勢力に分かれて、世界各地に存在する”ポータル”と呼ばれるパワースポットを取り合い、制圧したポータルをリンクさせて”コントロールフィールド”と呼ばれる陣地を形成し、その陣地の大きさを競うゲームです。
アイテムを入手し、レベルを上げて強力なアイテムを駆使して、同陣営のプレーヤーと協力しながら陣地を広げていくゲームです。
簡単な用語の説明
(左)ポータルにResonatorを配置したところ/(左)ポータルでの行動画面
- EnlightenedとResistance
ゲーム開始前に、2つの勢力”Enlightened”(緑)と”Resistance”(青)どちらの勢力に所属するか選びます。1度選択すると、変更するためには全アイテムを捨ててLv1からの再スタートとなってしまいますので慎重に選びましょう。
どちらの勢力につくかは気分で決めても良いですし、協力してくれるユーザーがいれば同じ勢力についた方が色々とサポートしてもらえます。
もし事前に分かるなら、自分の行動範囲に存在するポータルを多数制圧している勢力についた方がレベルが上がりやすいと思います。 - XM(eXotic Matter)
Ingressで活動するために必要なエネルギーです。各地に点在していますが、ポータル周辺に多数存在しています。 - Portal
特殊な建造物や銅像・モニュメントなどにポータルがあります。
このポータルを制圧して、自陣営のポータル同士をリンクさせ、囲ったエリアをControl Field(=陣地)にすることができます。また、敵陣営のポータルを破壊することでリンクを切断し、敵陣営のControl Fieldを消滅させることができます。
自分の活動範囲にポータルが少ない場合は、運営に申請することで新規ポータルを設置してもらうことができます。駅や神社、銅像、公園の噴水など、近所の色々な場所をポータルとして申請してみましょう。
ポータルはIntel Mapにて全世界の状況が確認可能です。遠征する時などは事前に参照してみましょう。 - Hack
ポータルに近づくと、Hackすることでアイテムを入手することができます。1度Hackすると5分後にまたHackすることができ、4回連続でHackするとしばらくHackすることができなくなります。
自陣営・他陣営・中立いずれののポータルもHack出来ますが、他陣営のポータルをHackするとAPを獲得できますが、反撃を喰らいXMを消費します。 - AP(Action Point)
ゲーム内で特定の行動をすることで”AP”と呼ばれる所謂経験値を入手できます。APは一定量ためるとレベルが上がります。レベルが上がることで、利用できるアイテムが増え、より強力なアイテムを利用することができるようになります。
ポータルを制圧したりするのに使用します。各アイテムにはレベルが設定されていて、自分のレベルに応じたアイテムのみ使用できます。高レベルになるほど強力になります。
(左)Portal Key/(右)Resonator
- Resonator:中立or自陣営のポータルに設置(Deploy)出来ます。設置することでAPを獲得できます。1つのポータルに8つのResonatorを設置できます。設置するResonatorのレベルによって、リンクできるポータルの距離が延びていきます。
- Xmp Burster:敵ポータルのResonatorを破壊するためのアイテムです。攻撃するとポータルから反撃されてXMを消費します。レベルによって、攻撃力や範囲が変わります。
- Portal Shield:自陣営ポータルへの攻撃を軽減するシールドを展開します。シールドにはレベルの概念はなく、common<rare<very rareの順に防御力が高くなります
- Power Cube:XMをチャージするアイテム。敵ポータル攻撃時にXMが無くなってしまい連続攻撃ができなくなった時などに利用します。レベルによってチャージ量が変わります。
- Portal Key:各ポータル毎に入手できるアイテムで、これを入手するとポータルとポータルを繋ぐことができる。また、自陣営ポータルのResonatorを遠隔でチャージすることができる。
- etc…
ゲームの流れ
- XMをためながらポータルを回る。
- ポータルをHackしながらアイテムを入手しつつ、中立Portalを制圧する。
- APを入手しレベルをあげる
- 敵ポータルのResonatorを攻撃→破壊して、自陣営のPortalにする。
- 自陣営のポータルをリンクして、自陣営のControl Fieldの拡大を図る。
レベルの低いうちは敵ポータルを攻撃してもほとんど効果がないので、レベルを上げつつアイテムを入手することに注力することになります。
Fieldをたくさん発生させることで多数のAPを獲得できるので、自分がよく活動する範囲に高レベルの敵プレーヤーがいない方がレベル上げは捗ると思います。
プライバシー上の注意点
Intel Mapなどにより、他のIngressユーザーに以下のことが表示されます。
- ポータルの申請者
- ポータルにResonatorをDeployしている人
- ポータルに対する行動(敵ポータルの破壊・中立ポータルの制圧・リンクの作成など)
(左)COMMにて近隣プレーヤーの活動が表示される/(右)ポータルのオーナーが表示される
つまり、ユーザーの大体の生活圏が他ユーザーに知られてしまうことになります。(但し、Gmailアカウントは他人にはわからない)自宅をポータルにしていない限り、自宅がバレるといったことは無いと思いますが、そのことを理解した上でプレイした方がいいと思います。
特に、自分のユーザー名を公開することは、自分の行動範囲を公開することとほぼ等しくなりますので、充分に注意しましょう。
Ingressの魅力
長くなりましたが、Ingressは通勤の合間であったり、休日の散歩がてらだったり、個人のペースで進めることが出来ます。レベルの低いうちは単調なレベル上げ作業になります(今の私がまさにそう)が、だんだんレベルがあがることで強力なアイテムが利用できるようになり、敵ポータルを破壊したり長距離間のポータルをリンク出来るようになったり、ゲームに影響を与えることが出来るようになります。
ゲームの特性上1人でできることには限界があるので近隣の味方とコミュニケーションをとりつつ連携できるのも魅力の1つです(私はまだそこまでのプレイが出来ていませんが…)
通勤中、休日の散歩、旅行中の1コマを利用してゲームが楽しめるので、外に出歩く機会が増えるのもいいことだと思います。
ただ、画面を見ながらうろつく姿は少し変な人と間違われそうなので、その点は注意が必要です(笑)
Ingressは昨年11月にクローズドベータ版としてリリースされ、現在も参加するにはIngressのサイトからアクティベーションコードを入手するか、既存プレーヤーから招待される必要があります。
通勤中、休日の散歩、旅行中の1コマを利用してゲームが楽しめるので、外に出歩く機会が増えるのもいいことだと思います。
ただ、画面を見ながらうろつく姿は少し変な人と間違われそうなので、その点は注意が必要です(笑)
Ingressは昨年11月にクローズドベータ版としてリリースされ、現在も参加するにはIngressのサイトからアクティベーションコードを入手するか、既存プレーヤーから招待される必要があります。
私は一晩でコードが届いたので、比較的すぐに始められると思います♪