<追記>
2012.7.23契約分より、1年縛りは設定されなくなります。
→日本通信が、音声SIM契約の1年縛りを撤廃!を参考にしてください。
<追記ここまで>
日本通信(以下bmobile)はデータ専用プランで有名ですが、音声プランもあるのをご存知の人はあまり多くないと思います。
bmobileといえば、”使った分だけ負担する””契約縛りなし”を売りに、MVNOとして事業を展開していますが、今回以下のリリースを発表しています。
今回の抗議内容を要約すると、
- bmobileはMNPポートアウトされてばかりだ(うちも利益あるけど・・・)
- bmobileは踏み台業者ではありません
- この状態は異常だからやっぱり違約金取ることにする
ということらしいですね。
実は、talkingSIMがMNPの対象になることすら知らなかったんですが・・・(; ̄ー ̄A
bmobileが即MNPポートアウトされる時に顧客から得る料金は、talkingSIM U300の契約で、
- 3,150+3,960+2,100+5=9,215円
talkingSIM U300 サービス・料金 - bmobile
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは - bmobile
となります。
実はMVNOについて、docomoへ支払うべき料金は公開されていて、
- MVNOとしての事業をご検討の事業者様へ - docomo公開情報
- 卸携帯電話サービス契約約款(PDFファイル)
- MVNO様向け卸携帯電話サービス概要のご説明(PDFファイル)
に載っている料金をbmobile→docomoへ支払わなければいけません。
bmobile契約時の新規開通だったり、通信/通話料金も細かく決められているので、詳しくは計算しませんが、10,025円しか入らないと、事務にかかる費用で赤字になるのではないでしょうか・・・
auもぷりペイドの契約方法を変更。SoftBankと比較してみた!のエントリで計算したとおり、
- au:9,300円
- SoftBank:13,075円
で、bmobileは9,215+10,500=19,715円となります。
auより1万円以上余分にかかりますので、bmobileをあえて踏み台にしようとする人は減るでしょう。
それにしても、このMNP合戦に終止符が打たれる日は来るのでしょうか・・・