- KDDI、Android の通知バーまで広告に活用開始 - Engadget日本版
こんな感じでお知らせが通知されるようです
AirPushと呼ばれる技術を用いて、通知領域に広告を配信する技術を利用していて、この技術を利用しているアプリは他にもあります。
が、au独自のアプリマーケットであるau one Marketでやってしまったのが、auの残念なところで、ネットで大騒ぎとなってしまいました。
そんな中、本日以下の記事が配信されました。
- auが通知バーでの宣伝自粛、スマホ時代の情報配信の形 - ケータイWatch
この中では、
- 1月15日から計4回配信したこと
- 今後、販促の意味合いのある宣伝は通知しないこと
- 今後はアップデート情報のみに限ってプッシュ通知を続けること
- mediba(KDDIが提携している)広告はスマートフォン向けには配信していないこと
- ターゲティング広告は、日本スマートフォンセキュリティフォーラム(JSSEC)のガイドライン策定まで配信しないこと
が掲載されています。
特に、4.5.については、規約からは全く読み取ることが出来ず、「auが個人情報を広告会社に渡して、広告をばら撒いている」という風に話が広まったのです。
配信を自粛し、ターゲティング広告を配信しないなら、一刻も早く規約を改正すべきだと思いますが・・・
どうこう言っても仕方ないので、IS03でau one Marketを更新してみたので、対策を紹介しようと思います。
まず、au one Marketアプリを起動すると、以下の規約に同意するよう求められます。
今回注目の第8条
「同意する」をタップすると注意点が表示されます
スワイプすると、「広告情報を希望しない人はこちら」が表示されるので、タップ
広告停止をタップすれば、停止できます
(「停止しました」等の表示はでません)
既に、規約に同意してアップデートを済ませてしまった方は、以下の方法で配信を停止できます。
「広告配信について」をタップ
「配信停止・再開はこちら」をタップ
「こちら」をタップ
かなり面倒です。
ちなみに、現在はまだ配信されていないmedibaと連携したターゲティング広告を廃止する方法も(一応)用意されています。
→ターゲティング情報配信の停止について - au one
わざわざ157に電話しなければならない上に、色々と理由を聞かれるそうですが・・・
携帯キャリアは、個人情報を握っているだけに、こういった個人情報を利用した儲け方に走って欲しくないのですが・・・
スマートフォンをめぐる個人情報のあり方には、早く法整備が進んで欲しいと思います。