2011/12/02

Googleの2段階認証プロセスの使用方法について


最近、Googleアカウントのログイン方法に関して、「2段階認証」が設定されています。


2段階認証プロセスの利用が必要な理由
2段階認証プロセスを導入すると、ログイン時に通常のユーザー名とパスワードだけでなく、電話の使用も求められるので、Googleアカウントのセキュリティをさらに強化することができます。つまり、誰かがあなたのパスワードを盗用、推測したとしても、あなたの電話を利用できなければアカウントにログインすることはできなくなります。


ということで、この認証方法を設定すれば、たとえGoogleアカウントのパスワードが何らかのきっかけで第3者にバレてしまっても、認証していない端末でログイン出来ないということです!これはすばらしい♪


ただ、2段階認証プロセスに未対応なものが存在するという問題もあります。
  • Android搭載端末
    使用している端末全てで、固有のパスワードを設定・登録する必要があります。
  • Microsoft Outlook などのメール クライアント
    IMAP設定しているメールクライアント全てです。iPhoneやK-9メールを使用している場合も含まれます。
  • Google トークや AIM などのチャット クライアント
※固有のパスワードの設定・登録については後述します。



2段階認証プロセスの設定方法について。

1.Googleページの右上のメールアドレスをクリックして「アカウント設定」をクリックして、アカウント設定ページへ移動する。

2.「個人情報設定」の「セキュリティ」項目にある「2段階認証プロセスを使用する」をクリック。

3.以下を参考に、各項目を埋めていく。

キャリアメールを入力して、確認コードを受け取る
(迷惑メール設定をしている場合は、”google.com”を受信するようにしましょう)

自宅のPC等であればチェックをしてOK

「有効にする」をクリック



以上で2段階認証の設定は完了です。以下は、固有のパスワードの設定方法です。


Android端末の数・IMAP/POPを使用しているメールクライアント全てで1つずづ以下の作業をする必要があります。



1.上の画像の名前:の部分に適当な名前を入力してパスワードを作成する。
(IS03用とかEVO用とかK-9メール用とか)

2.作成されたパスワードを各端末・各メールクライアント等で入力していく。
→Android端末では、放っておけば認証エラーとなりますが、面倒くさいので2段階認証設定後、再起動してあげればいいと思います。アカウントエラーとなってパスワードの入力が求められます。

また、パスワードの入力はこの1度きりなので、パスワードを保存する必要は無いです。多少面倒ですが、端末分・メールクライアント分のパスワードを作成しておいたほうが、今後パスワードを無効にする際に楽だと思います。
ちなみに、1つのパスワードを全端末・メールクライアントに使用することも出来ます。

※SIMカードの無いIS01ユーザーの方は、起動するたびに本パスワードが必要となってしまいますので、パスワードを控えておくか、解約済みSIM(他社の物でもOK)を挿しておきましょう。



以上で作業は完了です。
各端末のブラウザでGoogleアカウントにログインしようとする度にGoogleから確認コードがメールが届くことになります。(1端末で30日間有効)

確認コードを受け取る方法は、メールのほかに、iOSアプリAndroidアプリもありますので、好みの方法で受け取るのがいいと思います。

印刷用バックアップコードも保存しておきましょう。
(「2段階認証プロセスを使用する」から表示できます。)


※無効にする方法もあります。→2段階認証プロセスを無効にする



 
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