事前の予想通り、ASUSはZenFone 5とZenWatchを国内発表しました。
- UNLOCK THE FUTURE ~新たなる境地へ~ ASUS JAPANが国内初となるスマートフォン「ZenFone™ 5」とスマートウォッチ「ASUS ZenWatch™」を発表 - ASUS ニュースリリース
ZenFone 5はAndroid 4.4.2,Snapdragon 400を搭載したSIMロックフリーモデル。
CPU自体はミドルスペックながら、質感の高さ・LTE Cat.4(下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)に対応・2GB RAM搭載・ATOKプリインストールなど、重要なスペックはしっかり満たした構成となっています。ちなみにmicroSIM。
価格は、26,800円/16GB,29,800円/32GBと低価格な設定になっています。
各ニュースサイトのレビューを抜粋すると、
国内初上陸 ASUS ZenFone 5 LTE版レビュー。低価格ながらハイエンドの質感、ATOK搭載も魅力的 - Engadget Japanese
- 受信時最大150Mbps、送信時最大50MbpsのLTE Cat.4に対応。日本ではSIMフリーモデルが販売されます。
- 一眼風のボケた写真を撮影する「単焦点」や、複数の写真を合成して動いている人や物体を消去する「スマートリムーブ」など、低価格スマートフォンとは思えないほど撮影モードが充実しています。
【レビュー】ASUSのSIMロックフリーLTEスマートフォン「ZenFone 5」 ~格安SIM利用の決定打となるか - PC Watchとしており、アンテナピクト問題等をクリアし、キャリアSIMでなくてもGPS測位が早いなど、MVNO向けにかなり作りこんできているという印象です。
- 筐体はツヤがあり、質感は十分に高い。
- 表面はCorningのゴリラガラス3を採用しており、表面の硬さはよく見かける安価なAndroid機とは一線を画す。
- ボタン(戻る/ホーム/タスク切替ボタン)にバックライトLEDなどは搭載されておらず、街灯が少ない路頭や照明を落として寝る時などには、完全に見えなくなる。
- IIJmioのみならずBIGLOBE LTEやb-mobile、So-net LTE、楽天ブロードバンドなどのAPNもプリセットされており、MVNOキャリア向けに出荷されることを見越してセットアップされていることが分かる。
- 本機に関して言えばSMS非対応SIMでもアンテナピクトが表示され、バッテリの持ちも特に影響はないようである。
- マップやYahoo! カーナビ、Ingressなども使ってみたのだが、GPSの反応や衛星信号を掴むまでの早さ、精度は良い。
- 個人的に気に入ったのは「Splendid」で、これは画面の色温度や色拡張、色相や彩度を自由に変更できるツールだ。新しい端末を購入してみたら、元々使っていた機種より「なんとなく黄色っぽい」、「なんとなく青っぽい」というのは多いと思うし、パネルの個体差やロットによる色の傾向の違いはあるので、こういった違和感を簡単に補正できるのは良い。
ASUS、SIMロックフリースマホ「ZenFone 5」を国内で発売 - ケータイ Watchより
ZenFone 5とコラボするMVNOは、今回登場した楽天モバイルをはじめ、Fujikura,IIJmio,hi-ho,U-mobileが発表され、さらにNifMo by NIFTYが11/26に取り扱うことが会場にて配布された資料で判明しています。
- 「楽天モバイル」提供開始、音声付LTEで2.1GB/月額1600円 -INTERNET Watch
また、今回の新MVNO登場・ZenFone 5登場の影で小さくなりがちですが、Android Wearを搭載したZenWatchも発表されています。
多彩なジェスチャー操作に対応したZenWatchですが、ASUSオンラインショップで29,800円で取り扱われます。
残念なのは、Google Playで取り扱われないこと。
海外ではPlayストアで取り扱われるSONYのSmartWatch SW3や、auが取り扱いを発表したLG G Watch Rも日本のGoogle Playストアでの取り扱いについては言及されておらず、日本のGoogle Playストアのラインナップが充実しないのが気になるところです。
日本で取り扱われない