本日までに発表された月刊セキュリティアップデート情報概要まとめです。
1.Windows Update:2014年9月月例
<参考>2014 年 9 月のセキュリティ情報- MS14-052
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2977629) - MS14-053
.NET Framework の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2990931) - MS14-054
Windows タスク スケジューラの脆弱性により、特権が昇格される (2988948) - MS14-055
Microsoft Lync Server の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2990928)
また、古いバージョンのJava ActiveXコントロールがブロックされるようになっています。
→古いバージョンの Java ActiveX コントロールのブロックを開始しました - 日本のセキュリティチーム
※2016年1月以降、Internet Explorer向けセキュリテアップデートは、各OS向けの最新版のみサポートされると発表されました。
- マイクロソフト、2016年から最新版 IEにのみセキュリティ更新を提供。旧版Internet Explorerから移行促進 - Engadget Japanese
各OS向けのIEバージョン一覧
旧バージョンを利用する必要がある場合は、IE 11のエンタープライズモードを利用する方法があります。
2016年に向け、最新IE対応をとる必要がありそうです。
2.Adobe関連
- Flash Player(日本語リンク)(緊急度:Critical,Priority:1)
リリース日:2014.09.09
Windows向け:15.0.0.152 - Adobe Reader / Acrobat
今週リリースが予定されていましたが、来週への延期が発表されています。
17日(日本時間)に公開されました。
→Windows向けセキュリティアップデート情報:2014年9月 号外【Adobe Reader/Acrobat】
3.Google Chrome 37
- Stable Channel Update - Chrome Releases
リリース日:2014.09.09
内容:Flash Playerの更新(15.0.0.152),4件の脆弱性(最大危険度:High)の修正,Bug Fix
バージョン:37.0.2062.120
次回のWindows月例アップデートは2014年10月15日(水)予定。
また、Javaの次回更新も10月14日に予定されています。
- セキュリティ情報リリース スケジュール - TechCenter
- 日付別のJava 7リリース - Java.com