【Headline】Motorola、Moto 360,Moto X,Moto G,Moto Hintを発表!にて紹介したとおり、満を持して正式発表に至ったMoto 360。
主な仕様は以下の通り。
- CPU:TI OMAP 3
- RAM:512MB
- ROM:4GB
- ディスプレイ:1.56インチ 320×290(Gorilla Glass 3)
- 通信機能:Bluetooth 4.0
- センサ:歩数計,心拍計,振動系,デュアルマイク,バイブレーションモーター
- その他:防水,無接点充電対応
- バッテリー:320mAh
- 本体カラー:シルバー系,ダーク系
- バンド
レザー:ブラック,グレー,ストーン
メタルバンド(秋に追加予定) - 価格:
本体+レザーバンド:250ドル
本体+メタルバンド:300ドル
レザーバンド単体:30ドル
メタルバンド単体:80ドル
1.日本でのリリースは未定
Android Wear発表初期からその存在が発表されていたMoto 360ですが、やっと正式発表に至っても日本での発売はアナウンスされませんでした。きっとPlayストア直販されるだろうと信じていますが、どうなるかちょっと心配です。
また、個人的にメタルバンドがいいなぁと思っているのですが、メタルバンドは後日リリース予定となっていて、入手までには結構時間がかかりそうです。
2.バッテリー持ちが心配
Moto 360のバッテリー容量は320mAhとなっていて、同じく丸型のLG G Watch Rの410mAhと比べると少し心許なく感じてしまいます。レビューを少し覗いてみると、”1日持たない”という声や、”環境光センサーをONにするとかなりバッテリーを喰うため、初期値はOFFになっている”などの声が上がっていて、やはり少し不安です。
最初はよく弄るため持たないけれど、フツーに使う分には1日の使用は問題ないと思いたいところですが、環境光センサーによりバッテリー消費が増大するってのは…(; ̄ー ̄A
3.今後のAndroid Wearの進化
今後、Android Wearにはアップデートが予定されています。- グーグルの「Android Wear」、Bluetoothヘッドセットとの連携やGPSに対応へ--担当幹部 - CNET Japan
- Android Wear, moving forward like clockwork - Official Android Blog
- Android Wear単体でのローカルに保存した音楽ファイルの再生
- Bluetoothヘッドセットとのペアリング対応
- GPSサポートにより、Android Wear単体での位置測位が可能に
- カスタム文字盤のサポート(Google Playストア経由でのダウンロード)
GPSは今のところ、SONYのSmartWatch 3に搭載されることが発表されていて、Android Wear単体での可能性を格段に広げることになるアップデートだと個人的に感じています。
常時GPS測位によるバッテリーへの影響も心配の種なんですけどね。
そのGPSがMoto 360に搭載されていないというのが、なんとも残念です。
6種類の文字盤がプリセットされているMoto 360
ちむどろいど的結論
金曜日のニュースは、長く待たされた挙句、結局日本でリリースされるかわからないというなんとも残念なものでした。デザイン性や無接点充電対応という点では、ASUS/LG/SONYよりも優れている(と感じている)のですが、今後丸型でGPSを搭載し、バッテリー持ちが改善されたモデルが出そうなことを考えると、やはり飛びつくのは少し早いかなぁという気がしなくもないところ。
ただ、秋に登場が期待される新型Nexusと共にMoto 360が日本にも登場するとしたら、きっと買っちゃうんだろうなぁ(; ̄ー ̄A