Galaxy Nexus,Nexus 7,Nexus 10,Nexus 4向けにClockworkMod 6.0.3.5がリリースされています!
- Recoveries - ClockworkMod ROM Manager
- Superuser Installation Zip for Android 4.3 - Beta 2 - Koushik Dutta on Google+
今回は、Android 4.3におけるRoot取得&TitaniumBackup利用法メモにて紹介した、CWMにてRoot取得用zipをインストールした後に”ROM may flash stock recovery on boot. Fix?”と聞いてこないよう仕様を変更しています(これ以外でリカバリがAndroid標準リカバリに上書きされてしまう時はきちんと確認が表示されます)。
そもそも、どうしてこういう仕様に変更したかを簡単に解説すると、
- Android 4.3では、従来の方法(AndroidにおけるRoot取得に関する基礎知識参照)ではRootが取得できなくなった
→/systemがnosuidでマウントされるようになったため?(この辺はよくわかりません)
→Root権限を必要とするアプリがRoot権限を利用できなくなっただけで、adb経由では利用可能 - そのため、install-recovery.shを置き換えてAndroid起動時にsuデーモンを起動することで、アプリがRoot権限を利用することを可能にした
※install-recovery.shはOTAアップデートの時に必要なファイルで、OTA適用のためにはRoot取得のために置き換えたものを元に戻す必要がある - ClockworkMod 6.0.3.4以前のものでは、2.の対策を無効にする可能性(”ROM may flash stock recovery on boot. Fix?”にて”Yes”を選択する)があるため、6.0.3.5にてRoot取得用zipをインストールした後のみ上記の選択肢を表示しないよう変更した
CWM 6.0.3.5を利用していなくても、”ROM may flash stock recovery on boot. Fix?”にてNoを選択すればいいので、どうしても6.0.3.5が必要というわけではないです。(特に更新しない理由もないと思いますが)