2012/01/13

Androidマーケットの個人情報流出問題について、Googleが謝罪。

Androidマーケットでの有料アプリ購入にご注意を!のエントリで紹介した個人情報流出問題ですが、遂に各種報道でも話題になっています。




原因は不具合で、1月12日までに修正されたようで、先のエントリでも追記したとおり”住所の番地”と”電話番号”は見えなくなったようですが、依然”住所の一部””氏名””Gmailアドレス”は表示されたままです。
「取引に必要な情報」として今後も提供を続けるようです。



記事には載っていませんが、恐らく初回有料アプリ購入時に入力したデータ(キャリア決済等)がディベロッパーに送付されているのだと思いますが、そもそもGoogle Walletと統合してしまった(=物品のやりとりと、ソフトのやりとりを一緒にしている)のが問題だと思います。


アプリ購入時に”○○のデータが送付されます”という案内はそもそも無いですし、マーケット利用規約には、


3. Android マーケットの利用
3.1 マーケットの特定のサービスを利用するには、ユーザーは、氏名、住所、請求先の詳細など、ユーザーの個人情報を提供する必要がある場合があります。ユーザーは、Google に提供するこれらの情報が常に正確かつ最新の情報であることに同意するものとします。


という記述しかなく、これをもって「有料アプリ購入時は個人情報がディベロッパーに渡って問題ない」と言われるのは困ります。今後は「特定のサービス」=「有料アプリ」と考えるしかないですが・・・


AndroidマーケットはApp Storeと違って、ディベロッパー登録のハードルが低く、アプリも提供しやすくなっています。
そういう環境は悪いと思いません(=自己責任)が、個人情報をGoogle自ら提供するのはかなり疑問です。

Googleからの謝罪はあったものの、今後の方針はきちんと示して欲しいと思います。
(ますます有料アプリ購入率が減少するな・・・)



 
Design by Free WordPress Themes | Bloggerized by Lasantha - Premium Blogger Themes | Blogger Templates
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...