遅くなりましたが、先日INFOBAR A02を触ってきましたので、レビューしたいと思います。
・・・とは言え、既にモックでのレビューは各所で出尽くしていますので、あまり語られないコアな部分を中心にレビューしたいと思います。
以下、Screen Shotを交えたレビューを紹介します。
※以下は開発版のINFOBAR A02であり、製品版とは異なる可能性があります。
ソフトウェア情報一覧(カーネルバージョン等は撮り忘れましたorz)
内部ストレージは16GB、モックでは大体5GB消費されていました
(左)モックを触ってすぐRAM:空きメモリ約300MB弱
(右)再起動後しばらく落ち着かせた後のRAM:空きメモリ約400MB触った感じは各所の動画レビューの通り、かなりアニメーションの工夫を凝らされていて、とても気持ちよくスクロール・動作してくれました。
Galaxy NexusやNexus 7は素のAndroidであるため、動作性は”ヌルヌル”というより”キビキビ・サクサク”と表現したほうがしっくり来ると思いますが、INFOBAR A02はiPhoneと同じようにアニメーションを駆使し、ユーザーエクスペリエンスを重視して作られたことが伝わってきます。
Galaxy Nexusの空きRAMは私の普段使いでは大体250MB前後(使用するROMに異なりますが・・・)です。
同じ1GBのRAMであり、キャリアによるプリインアプリが多い状態でありながら、約300MBの空きメモリを維持しています。
数十分使用しただけなので勘違いかもしれませんが、空きメモリを確保するためにシステムが結構頻繁にメモリ開放を行っているような感じがしました。RAMに不安を感じている方は多くいると思いますが、重いアプリを常駐させるような使い方をしない限り1GBでも充分ではないかなぁと感じました。
実際は違いましたが、”INFOBAR A02はHTC One X+がベースではないか?”と言われていました。
そのHTC One X+のCPUが現状最高スペックのSnapdragon S4 Proにバージョンアップしたもの考えれば、スペックを重視しない方が利用するには悪くないかなぁと思います。(RAM 2GBあればよかったことは間違いないですが・・・)
サイズ感は、角がもう少し残ったGalaxy Nexusといった感じで、縦・横ともサイズはほぼ同じで違和感無く持つことが出来ました。
厚みも均一であり、私の手には特に大きいといった印象はありませんでした。
ちなみに、電源OFF状態からの起動にかかる時間は約8秒程度。確認し忘れましたが、高速起動モードに対応しているようです。
起動中に再起動メニューをタップしてから、ロック画面が表示されるまで約48秒+ホーム読み込みに約12秒といった感じでした。(電源ボタン長押しから再起動メニューが利用可能です)
あと、個人的に使えるか気になっていた、以下の2つの機能を試してきました。
Androidビーム機能は利用可能です。INFOBAR-Galaxy Nexus間でビーム成功しました♪
USBホスト機能は残念ながら利用できませんでした
USBホスト機能のチェック用に利用したのは、FAT32フォーマットのUSBメモリとOTGケーブル(リンク先はAmazon.co.jp)の組み合わせ。
Galaxy Nexusでは利用できる組み合わせなのですが、残念ながら今回INFOBAR A02では利用できませんでした。
ですが、USBメモリ自体の項目はメニューに用意されているため、製品版では利用できる可能性があります。
HTC J butterflyではUSBホスト機能は利用できるようなので、製品版を楽しみにしようと思います。
<追記>
4/11より配布されているソフトウェアアップデート後、OTGケーブル経由のUSBメモリ読み込みが可能になっています!
→INFOBAR A02が外部USBストレージに対応した!参照
<追記ここまで>