2012/07/18

カスタムしたNexus端末にグローバルアップデートを適用させる方法!


※Galaxy Nexusで表記していますが、全てのNexusシリーズで応用出来ます。


Galaxy Nexusユーザーの多くは、dokomo純正ストックROMではなく、CyanogenModやAOKP,ClockworkModなどを導入していることと思います。

そんな方も、”Google純正Android4.1.1をいち早く体験したい!”と思っていることと思います。




以下に、私が試行錯誤した記録を紹介します。


1.導入前の環境
  • boot:AOKP Milestone6 + franco.Kernel Milestone4
  • recovery:ClockworkMod6.0.0.5
  • Bootloader:PRIMEKK15
  • Baseband Version:SC04DOMLE3

2.目的
  • SDカード領域のデータには触らない(削除されないようにする)
  • bootloader/Basebandはdocomoからのアップデート入手に備え、復元できる環境を用意しておく
  • 上記を満たすよう、google純正Android4.1.1を導入する

3.用意するファイル


4.手順
  1. ”yakju”を7zip等で展開し、下記ファイルを抽出する
    bootloader-maguro-primela03.img
    radio-maguro-i9250xxla02.img
    boot.img
    system.img
    (recovery.imgを導入してもいいです。その場合は4.以下を飛ばして、アップデートダウンロード後すぐにインストールしてください)
  2. 1.で抽出したファイルをfastbootコマンドにて導入する
    fastboot flash bootloader bootloader-maguro-primela03.img
    fastboot reboot-bootloader
    fastboot flash radio radio-maguro-i9250xxla02.img
    fastboot reboot-bootloader
    fastboot erase system
    fastboot flash system system.img
    fastboot flash boot boot.img
    (fastboot flash recovery recovery.img)
  3. ROMを起動し、システムの更新を確認する
    もし、すぐ降りてこない場合は、以下の手順を踏む
    1.設定→アプリ→すべて→Googleサービスフレームワーク→データを消去&強制終了
    2.*#*#2432546#*#*とダイヤルして様子を見る(2432546=checkin)
    うまくいけば通知領域に”checkin successful”みたいな通知が出て、ダウンロードが始まると思います。
  4. インストール確認画面にて、すぐ適用せず一度シャットダウンし、BootloaderからCWMを起動する
  5. CWM起動後、/cache領域から、f946a4120eb1.signed-yakju-JRO03C-from-IMM76I.f946a412.zip(Android4.1.1/JRO03Cアップデートファイル)をSDカード領域に移す。
    ※これにより、CWMからアップデートすることも出来ます♪
    ※ちなみに、md5sumは”81ac79422f7704e46f792944693080ce”でした。
  6. ClockworkModにより、アップデートファイルをインストールする
  7. 起動する

これで完了です。 この状況をCWMバックアップ等で保存しておけば、いつでも純正ROMに切り替えて利用することが出来ますね♪

ちなみに、7.までを行うと、Bootloader/Baseband Version/Recoveryが純正のものに置き換わってしまいますので、注意してください。
戻したいときは、2.で準備したファイルを利用してください。


 
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