2015/01/14

Windows向けセキュリティアップデート情報:2015年1月


本日までに発表された月刊セキュリティアップデート情報概要まとめです。

1.Windows Update:2015年1月月例

<参考>2015 年 1 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要2015 年 1 月のセキュリティ情報 (月例) - MS15-001 ~ MS15-008
  • MS15-001
    Windows アプリケーションの互換性のキャッシュの脆弱性により、特権が昇格される (3023266)
  • MS15-002
    Windows Telnet サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3020393)
  • MS15-003
    Windows User Profile Service の脆弱性により、特権が昇格される (3021674)
  • MS15-004
    Windows コンポーネントの脆弱性により、特権が昇格される (3025421)
  • MS15-005
    Network Location Awareness サービスの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (3022777)
  • MS15-006
    Windows エラー報告の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (3004365)
  • MS15-007
    ネットワーク ポリシー サーバーの RADIUS 実装の脆弱性により、サービス拒否が起こる (3014029)
  • MS15-008
    Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (3019215)
Googleが90日ルールに従って公開した脆弱性(MS15-001,MS15-003)の修正を含め、緊急・重要・警告が計8件となっています。
今回唯一の”緊急”となっているTelnetの脆弱性(MS15-002)については、ユーザーがTelnetをインストールして有効にしていない限り影響はありません。


その他、関連ニュース
Windows 7延長サポートは2020年1月14日に終了


※2016年1月以降、Internet Explorer向けセキュリテアップデートは、各OS向けの最新版のみサポートされると発表されました。
各OS向けのIEバージョン一覧

旧バージョンを利用する必要がある場合は、IE 11のエンタープライズモードを利用する方法があります。
2016年に向け、最新IE対応をとる必要がありそうです。


2.Adobe関連


3.Google Chrome 39

  • Stable Channel Update - Chrome Releases
    リリース日:2015.01.13
    内容:Flash Playerの更新(16.0.0.257),その他多数の修正
    バージョン:39.0.2171.99


次回のWindows月例アップデートは2015年2月11日(水)予定。
また、Javaの次回更新も2015年1月20日に予定されています。


 
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