Nexus 6に挿すSIMとして、MVNOの中でもメジャーなサービスの1つである、IIJmio高速モバイル/Dサービス(以下、IIJmioと表記します)を選びました。
通話は別端末で利用するので、通話機能の付いたみおふぉんは選ばず、SMS機能付きファミリーシェアプランを契約することに。
SMS付きでなくてもNexus 6ではアンテナピクト問題は発生しませんが、念のためセルスタンバイ問題に悩まされたくなかったのと、SMSが利用できたほうが認証時何かと便利なのでSMS付きにしました。
IIJmioサービスの詳細については下記エントリを見てみてください。
- IIJmio高速モバイル/Dサービスまとめ! - ちむどろいど
Nexus 6はSIMロックフリーなので、当然といえば当然なのですが、IIJmio公式動作確認済み端末一覧にもきっちり掲載されています。
動作確認端末 - IIJmio
Nexus 6の検証結果を動作確認済み端末に掲載しました。mioSIMを挿して起動ししばらくすると自動的にIPv6に対応したAPNが設定され通信が可能になります。基本的な動作もすべて問題ありませんでした。https://t.co/jnZNsZZlcX
— IIJmio (@iijmio) 2015, 1月 8
選択するMVNOとしてOCNモバイルONEもかなり有力な候補なのですが、IIJmioを選んだ理由としては、
- 低速時も”初速バースト”機能により、通信開始時75KBまで速度制限なし
- 7GBの大容量プランが設定されている
- ユーザーサポートが手厚い
→中の人のBlog”てくろぐ”とか、IIJmio meetingの開催とかによる情報の積極的な配信
(左)IIJmio公式情報通り、APNはプリイン,(右)みおぽんも正常動作
公式情報通り、APNの設定も不要で、SIMを挿してご利用開始までの流れに沿って登録後、すぐに使えるようになります。
簡単なレビューとしては、
- 3G→LTEの復帰が早い
INFOBAR A02を使っていた時は、一旦3Gに落ちてしまうと、LTEエリアに戻ってもなかなかLTEに復帰してくれなかったのですが、IIJmio×Nexus 6だとかなり早く復帰してくれます。 - GPS測位が早い
位置情報モードを”高精度”(GPS,Wi-Fi,モバイルネットワークで現在地を特定)にしているせいもあるかと思いますが、測位がINFOBAR A02と比べると早いです。Nexus 7 2013 Wi-Fiと比べても格段に早いです。
MVNO SIMとGPSについては、てくろぐ: 電話料金節約術・マーケティング・MVNOとGPS (IIJmio meeting 5資料公開)にまとめられていますが、Nexus 6×Android 5.0ではMVNO SIMでも早く測位できるようになっているんだと思います - 低速でもINGRESSが出来る程度
低速でもINGRESSプレイはほとんど支障ないレベルと言って良いと思います。時間帯にも拠ると思いますが、概ね200~300kbpsは出ているようです。pingが小さいためでしょうか、低速でもレスポンスが極端に遅いということはないです。画像読み込みとかアプリ更新は時間がかかるので、そういうのは高速での利用が良いですね。 - 高速時はストレスフリー
クーポンONだとまったく速度に不満はないです。体感はau 4G LTEを利用していた時と差を感じません。大容量ファイルを落とす時などは品質の高いMNO(キャリア)の方がいいのかもしれませんが、モバイルではそういった用途で利用することもないですしね。