Google Chromeが36→37にメジャーアップデートしました。
- Stable Channel Update - Chrome Releases
変更点は、
- テキスト描画APIにDirectWriteを採用し、フォントがきれいに表示される
- 新しいChromeアプリ・拡張機能向けAPIの追加
- 安定性・パフォーマンスの向上
- 50件の脆弱性(危険度:Criticalを1件含む)を修正
この他、dev/beta版で利用可能だった64bit版Chromeが遂にStableでも利用可能になりました!
32bit版からは自動で64bit版にアップデートされないので、自分で64bit版をインストールする必要があります。
64bit版ChromeはWindows 8/Windows 7で利用可能。
インストール用アップデートファイルは以下より。
- 日本向けダウンロード用ページ
https://www.google.co.jp/intl/ja/chrome/browser/?platform=win64 - アメリカ向けダウンロード用ページ
- https://www.google.com/intl/en/chrome/browser/?platform=win64
Windows 64-bitをクリックします
ダウンロードをクリックします
こちらは日本向け
”For Windows 8/7 64-bit”と書かれていないので、URLを確認します
32bit版をアンインストールする必要はなく、ダウンロードしたダウンローダを実行すれば自動的に32bit版→64bit版に上書きインストールされます。
64bit版のバージョン(何故かunknown-mってなってますね)
64bit版のChromeですが、インストールフォルダはC:\Program Files (x86)のままなので、ちょっと見分けがつきにくいです。
インストール後はバージョンが(64-bit)となっているのを確認するか、タスクマネージャーでプロセスを確認すると良いと思います。
32bit版だと、イメージ名が”chrome.exe *32”になっているはずです
64bit版は、”chrome.exe”です
64bit版の変更点としては、
- パフォーマンスの向上
- セキュリティ面での向上
- 32bit版NPAPIプラグイン(SilverlightとかJavaとか)のサポートアウト
→Flash Player/PDF ReaderはPPAPI版(PepperFlash)が組み込まれているので影響なし
NPAPI(Netscape Plug-in API)は32bit版Chromeでも2014年末までにサポート終了予定となっているので、さほど影響はなさそうです。
NPAPIとChromeについては、以下参照。
- Saying Goodbye to Our Old Friend NPAPI - Chromium Blog
- The road to safer, more stable, and flashier Flash - Chromium Blog