- Twitpic上の「警告!」悪質広告をキングソフトが釈明、「中国の代理店が勝手に」。取下げへ(更新) - Engadget Japanese
キングソフトの件以外にも、スマホで広告を含むページを開くと、"警告"等のポップアップを表示するとともに、"OK"等をタップすると特定のファイルのダウンロードが始まったり、Playストアや偽ストアに誘導されるパターンがあります。
あたかもシステム(OS)からの警告とユーザーに誤認させ、狙ったアプリをインストールさせようとするのが特徴。
上記はWebページにおける話ですが、広告はWebページだけではなくアプリ内でも同じ。収益をあげるために手段を問わないケースもあるようです。
- 危険すぎる、権限確認をせずに他アプリをインストールするAndroidアプリが出現 - Appllio
Appllioより
これは広告ではないものの、ディベロッパーの収益のためにユーザーに特定アプリをインストールさせようとする例。この例では特定の権限を得ることでGoogle Playからユーザーの確認なしに端末にアプリをインストールさせます。
特に最近はお行儀の悪いアプリ・広告のニュースが後を絶たない状況で、これを見かねたのか、GoogleはAndroidアプリのディベロッパー向けポリシーを改訂し、アプリ内広告をディベロッパーが管理することとしました。
AdSense等を利用していれば、広告掲載前にある程度審査があるでしょうから、悪意のある広告を掲載してしまうことはほとんど無いでしょうが、全くないとは言い切れません。
悪意のある広告を狙って張り付けているならともかく、AdSenseなどの広告サービスを利用している場合でもこのポリシーに引っかかってしまう可能性が0ではないので、ディベロッパーの負担が増えるのでは…と個人的に少し心配しています。
アプリ内の広告がディベロッパーの責任なら、Blog内の広告は管理人の責任となりそうです。
閲覧者(特にPC初心者の方)が広告をクリックしたことで意図しないシステム内の変更やアプリのインストールが行われることの無いよう、表示する広告をコントロールすることが大切です。
長くなりましたが、AdSenseでの広告の管理方法について紹介します。
AdSenseページ→上部タブの"広告の許可とブロック"から管理することが出来ます。
広告主のURLからブロック出来ます
カテゴリからまとめてブロックすることも可能
デリケートなカテゴリでは特に注意してブロックする項目を選びたいところ
他のタブも駆使して、広告を事前にブロックする事が出来ますが、これでもすり抜けて表示されてしまうこともあります。
対応は後手に回りますが、一度表示された広告は、"広告(広告レビューセンター)"から確認出来ます。
たくさん表示されるので、最初はフィルタから絞り込むのがいいと思います。
キーワードに"Download"とか"ダウンロード"とか入れて検索しましょう
※ダウンロードと付くものはBlog訪問者に不安を煽って特定ソフトをダウンロードさせようとしたり、ダウンロードボタンを表示させたりしてクリックを誘導するような広告が多いです。
一概に全て悪いとは言いませんが、抱き合わせでPCの設定を勝手に変更したり、別のソフトウェアを勝手にインストール場合もあります。
気に入らない広告はブロック出来ます
余裕があればフィルタをかけずに広告を確認したいところ
(表示頻度が高い順に表示されます)
気に入らないものはブロックしましょう
(※画像はイメージです。必ずしもこれらが悪意のある広告というわけではありません)
ブロックした広告は、"ブロック済み"ボタンから確認できます
ブロックしすぎると収益に影響するので見極めは難しいですが…
できればAdSense側でキチンと管理してほしいところですが、Blog管理人として掲載する広告に対する意識を高く持つのも大事かなぁと思います。