2013/06/26

EMOBILE G4の最大通信速度低下に対する既存ユーザーへの優遇措置を発表




EMOBILE LTEの最大75Mbps対応エリア拡大に伴い、EMOBILE G4(3G/HSDPA,下り最大42Mbps)のエリアが、2013年8月中旬以降順次下り最大21Mbpsに切り替わることが昨日発表されました。

以下、プレスリリースです。

EMOBILE G4の最大通信速度は21Mbpsに…


そもそも、EMOBILEには現在1.7GHz帯15MHz×2のみが割り当てられていて、この周波数帯のみでLTE/3Gサービスを提供している状況になっている。

この限られた帯域で、以下のように周波数帯を区切ってLTE/3Gのサービスを提供しています。

現在EMOBILE G4下り最大42Mbpsエリアの場合


このほかに、700MHz帯の10MHz×2がEMOBILEに割り当てられているけれど、こちらの運用開始は2015年12月予定で、まだまだ先の話となっています(; ̄ー ̄A

<参考エントリ>


このような中、本日EMOBILE G4(下り最大42Mbps)対応機種ユーザー向けの乗換キャンペーン内容が発表されています。

内容は以下の通り。
  • 対応端末:GP02,GP03,GD01,D41HW
  • キャンペーン内容:対象LTE対応端末に契約変更する場合、契約解除料を最大10,000円引き・契約事務手数料3,150円を無料
  • 対象LTE端末:GL06P,GL08D,STREAM X(GL07S),GL09P

契約解除料は、LTE端末に契約変更する場合のみ10,000円引きされるけれど、このまま契約を継続するor解約するユーザー向けには特に減免措置などの発表はありませんでした。
自ら進んで契約者を放すようなことを企業がするとは思えないけれど、2年間利用し続けて解約しようと思っていたユーザーは可愛そうですね…。42Mbps対応エリアはすごく狭かったけれど、しっかりエリアを確認して42Mbpsの恩恵を受けていた人はすごくがっかりしているのではないでしょうか。契約解除料の10,000円引きは全ユーザーを対象にして欲しかったなぁと思います。

それにしても、今回の件はなんとなく慌てて色々決まった感がありますね。
いつかG4帯域をLTEへ移行する時がやってくると思っていたけれど、こんなに早いとは思っていませんでした。

SoftBankと経営統合してから、LTE帯域にiPhoneユーザーが入ってきて、さらにG4の周波数帯域までiPhoneユーザーにむしり取られる形となり、EMOBILEユーザーが非常に不憫でなりません…


 
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