Windows8搭載タブレット”Surface”の発表(Microsoft、Windows8搭載タブレット端末”Surface”を発表!)に続き、WindowsPhone7.5(Mango)の次期モバイルOSである、WindowsPhone8(Apollo)が発表されました!
- マイクロソフト Windows Phone 8発表。Windows 8とカーネル共有、64コアまで対応 - Engadget Japanese
- Announcing Windows Phone 8 - Windows Phone Blog
新機能についてはEngadgetにて詳しく紹介されていますので、そちらを抜粋して紹介します。
<以下抜粋>
端末の仕様
- 64コアまでのマルチコアプロセッサに対応
- Qualcommのチップセット採用
- 1280x768 or 1280x720の解像度に対応
- microSDスロット、NFCなどに対応
- CEベースではなくデスクトップWindowsと同じNTカーネルを採用
- グラフィックやセキュリティ、IE10コアなど、多数のコンポーネントをWindows 8/Windows RTと共有
- デスクトップと同じコアのIE10ブラウザを標準搭載
→デスクトップと同じJSエンジンやHTML5サポート、マルウェア・フィッシングフィルタのSmartScreenなど - アプリ開発のネイティブコードサポート
→Windows 8とのコンポーネント共有とあわせて、コードのポータビリティを大幅に向上 - Visual Studio 2012はWindows 8/Windows Phone 8/Windows Phone 7.5アプリ開発をサポート
- タイルの大きさを任意でカスタマイズ可能
- ライブタイルはアプリを開かずに新着情報や概要を自動更新表示
- Wallet アプリを標準搭載
→NFCを使ったタッチ決済、サードパーティーの会員証やポイントカード、キャリア決済やクレジット・デビットカード、PayPal、クーポンや「Deals」の保存など、さまざまなモバイル決済機能に対応 - アプリ内決済も対応
- NFCは決済のほか、チップ内蔵の名刺や雑誌、ポスターからコンテンツを受けとる、P2Pで端末同士を触れて通信を確立する、Windows 8 PCとタップして無線で対戦ゲームのセッションを開始するなど、さまざまな用途に対応
- マルチタスク強化。VoIPアプリのバックグラウンド着信、ロケーションサービスのバックグラウンド起動など
アップデート関連情報
- 現行のWindows Phone 7/7.5端末からのアップグレードには非対応
→Windows Phone 8 のソフトウェア面での新機能や改善を含むWindowsPhone7.8へのアップデートが提供される - 既存のWindows Phone 7.xアプリはWindows Phone 8端末でも動く
→同一コードをクラウドでコンパイル - Windows Phone 8専用にコンパイルされたアプリはWindows Phone 7.xとは非互換
- OSアップグレードはOTA
- Windows Phone 8端末は、少なくとも18か月のOSアップグレードを保証
- 新OSがすべてのデバイスにプッシュされる前に試せるアーリーアクセスプログラムを提供
- リリースは今年秋
→Windows 8 や Windows RT、Surface for Windows RTタブレットと同時期 - SDKの提供はこの夏
- 50言語・180か国以上で提供
- ハードウェアパートナーはHuawei、HTC、Nokia、サムスンほか
目玉機能はNFCサポートとそのWallet機能の追加でしょうか。
Window 8と同じカーネルが採用されていますので、更なるWindows PCとの連携が期待できますね♪
Mangoからメジャーアップデートに対応しないのは残念ですね・・・
7.8が提供されるとはいえ、WP7の端末は仕様が細かく定められていたはずなので、この措置は残念です。
今後はこういったことが無いよう、18ヶ月のアップデート保証が設定(Androidと同様)されましたので、こういった心配は(今後は)無くなると思います。