昨日、SoftBank/Paypalが合弁会社PayPal Japanを設立したニュースが流れました。
- ソフトバンク出資の PayPal Japan 設立へ、PayPal Here を国内展開 - engadget日本版
設立の大きな目的は、図にも載せたとおりPayPal Hereを国内で普及させることだそうですが、”FeliCa・NFCとはなんだったのか?”みたいな意見も少し見られたので、利用したこともない私が、少しPayPalについて調べてみました。(嘘を書いていたら指摘してくださいm(_ _)m)
1.PayPalとは
PayPalとはオンライン決済サービスで、クレジットカード決済をオンラインで安全にするためのサービスです。
PayPalとは?より転載
大まかには図の通りですが、
- 商品購入に際し、買い手は売り手にPayPalアカウント(=メールアドレス)を送信
- 売り手は買い手にPayPalアカウント(=メールアドレス)と決済依頼メールを送信
- 買い手は決済依頼メールからPayPalにログインし、PayPalサイト内で決済
- 売り手のPayPal口座に代金が振り込まれる
という流れです。
PayPalにクレジットカード情報を登録することで、オンライン決済を利用する際に、売り手側にクレジットカード情報を送信することなく、メールアドレス(=PayPalアカウント)だけで安全に買い物が出来るという仕組みですね。
2.PayPal Hereとは
PayPal Hereとは、一般ユーザー側のサービスではなく、小売側(=売り手側)に対するサービスです。
スマートフォン/イヤホンジャックに差し込むカードリーダー/専用アプリの3つが揃えばクレジットカード/デビットカードにて決済できるようになります。
つまり、PayPal Hereは、FeliCa/NFCに取って替わるものではなく、小売店が簡単にカード決済を導入できるツールなんですね。
私は通常の小額決済以外は殆どカードで決済していますが、その小額決済も積み重ねると年間でかなりの高額になります。
その小額決済も一部はEdyで支払ったりしていますが・・・
カード決済だと、利用明細がそのまま家計簿になったり、ポイントがついたりと色々便利なので、こうしたカード決済サービスが広まる方向に動くのは歓迎したいです。
ただ、現金社会の日本で、端末を一々顧客に渡したりする決済方法が浸透するかどうかは少し疑問ですが・・・