実は全く知らなかったので調べてみると、MD5と呼ばれる関数で出力されたハッシュ値のことのようです。
- MD5 - Wikipediaより
ハッシュ関数というと、デジタル署名とかで使われる奴ですね。それならわかります。
MD5のハッシュ値を表示してくれることで、ダウンロードしたファイルが、アップしてくれた人と同じファイルであることを確認できます。
データの欠損や悪意のある人が差し替えていないか等を確認できますね。
ということで、”MD5 Checksum”とは元ファイルの大きさに関わらず、128bitの値を出力して、16進数32桁で表示してくれる文字列です。
問題は、どうやってこちら側でMD5値を算出するか・・・ということです。
少しググると、沢山フリーウェアがあるようですが、なんとMicrosoftからも算出ツールがリリースされています!
ダウンロードしたzipファイル内には”readme.txt”と”fciv.exe”の2つだけ。必要なのはfciv.exeの方だけです。
このfciv.exeをPathの通った所にいれるか、このファイルがある場所でコマンドプロンプトを開けばいいのですが、よくわからない方はC:\windows\system32にコピーすればOKです。
Pathの確認は以下の手順でできます。
- コンピューター(マイコンピュータ)を右クリック→プロパティ
- システムの詳細設定をクリック
- 詳細設定タブの環境変数をクリック
- システム環境変数の中からPathをクリックして編集
この中のどこかのディレクトリに入れればOKです。
後はコマンドプロンプトでfcivコマンドを利用するのですが、以下のページに丁寧な解説があります。
ファイルのハッシュ値を求めるときは、そのファイルのある場所でコマンドプロンプトを開いて、
- fciv <ファイル名+拡張子>
フォルダ内のファイルを一度に調べるときは、そのフォルダのある場所でコマンドプロンプトを開いて、
- fciv <フォルダ名> -r
でOKです。簡単ですね( ´・ω・`)ノシ