たまには普段とは毛色の違ったネタでも。
昨年の震災以降、”きずな”という言葉がメディアでも取り上げられるようになり、流行語となりました。
それを意識して(?)か、結婚に関するニュースもちらほらでましたね。
- やっぱり「結婚」 震災で強まる絆志向 - 日本経済新聞(2011.05.19)
- 震災の影響で結婚増加はウソ? 2011年婚姻数は戦後最低 - Jcastニュース(2012.02.01)
震災から1年経って、ニュースでは1年前の3/12に挙げる予定だった結婚式を1年後に挙げたカップルも紹介されていました。
一方で、ネット上では根強い支持を誇る、アンチ結婚の意見もありまして、
- 今日会社で、結婚はオワコン、子供を作る気はないって言ったら - フライドチキンは空をとぶ -フラソラ-
と、”結婚 オワコン”とググれば、上げればキリがないくらい沢山の記事出てきます(^^;
今回は、タイトルどおり「結婚はオワコンなのか」をテーマに、男性目線で少しだけ私の私見・経験も交えながらダラダラ書いてみようと思います。
※結論は最後に3行でまとめていますので、飛ばしてもらってもかまいません♪
1.まずは、最近の恋愛事情について。
最近の出会いの場所はこんな感じのようです。
■出会った場所ランキング(2010.08.20 みんなのリアルウェディングより)
1位 職場・バイト(32.2%)
2位 学校(13.9%)
3位 知り合いの紹介(13.9%)
4位 合コン(12.4%)
5位 その他(27.8%)
少しデータが古いですが、そうは変わらないでしょう。
1~4位は定番ですね。本当はその他の中身が詳しく知りたかったのですが・・・その他として紹介されている3例の内の1つがネットです。
最近はかなりネット上での出会いをきっかけにしているケースがあるようで(SNSが普及してネットへの露出が増えただけかもしれませんが・・・)、ツイ婚(Twitter)・フェイ婚(Facebook)・ミク婚(mixi)など様々な造語ができているようです。
- 人気ついったったーがツイ婚!きっかけは「結婚しよう!」にリプライを返したこと。 - はてなブックマーク
こちらは、Twitterが出会いのきっかけとなったものですね。私がこのエントリを書くきっかけにもなりました(笑)
ネット上でそれなりに交流が続いてから、交際に発展するというケースは一定数あると思います。
ある程度同じような趣味なり価値観なりを持っているからネット上での交流が続くわけで、交際に発展するのはありえないシチュエーションではなく、むしろ相性がいい2人として結婚にいたるのは不思議ではないと私は思います。交際前に相手の内面を事前にある程度見ているわけですからね。
※本エントリはネット上での出会いを推奨するものではありません。
そうして様々な場所で出会った2人が交際に発展するわけですが、交際中については殆どネガティブな意見は聞かないように思います。例えば、
- 男が奢って当たり前みたいな風潮
が話題になったりしますが、それは付きあった相手によるわけで、恋愛自体の欠点にはなりえません。
色んな人と付き合ったり、デートしたり、ともに刺激しあって成長したり、と良いことずくめと言っていいと思います。
2.オワコンと言われる理由について
そうして様々な場所で出会った2人が、縁があれば(タイミングが合えばといってもいいかも)結婚に至るわけで。
でも、なぜ恋愛中は楽しいのに、その先にあるものが急にこう言われたりするのでしょう・・・先ほど紹介したフラソラの記事では、
- 自由な時間(趣味の時間など)が無くなってしまう
- 自由なお金が減ってしまう
- 恋愛ができなくなる
- 重い責任を背負うことになる
- 将来が不安な中、将来発生するであろう金銭的負担を背負えない
と言った意見がでてきます。
結婚している私から見ても、これらは至極当然だと思います。
というのも、雇用が不安定で我々若い世代の所得は下がる一方、就職先も減る一方です。企業も円高で海外移転が進んでいますし。。。
職に就いても、多くは無い時給で長時間の残業を強いられ、自由な時間もお金も、将来についての展望も無い状況で、誰かもう一人を支えられるか?と言われると、間違いなくNOです。
その余裕があっても、人生の先人方の結婚に対する愚痴を聞いていれば、結婚はむしろマイナスで、だったら自分にお金をかけた方が良いと結論が出るのももっともです。
3.結婚推進派が語るメリットについて
これに対して、既婚男性の中には結婚推進派もいます。数は結婚反対派の方が多いかも(; ̄ー ̄A
結婚推進派の意見をあまり見る機会はないですが、
- 同じ出来事を共有したり、感じあえるパートナーができた
- 一生添い遂げたいと思った女性を、独占する権利を得た
- 責任感から、仕事に対するモチベーションがあがった
- 家庭が人生の生きがいになった(子どもの成長とか)
と言った具合に大きく分類できるかと思います。
某掲示板の既婚男性板(気団板)のポジティブなスレをみれば、すこしは雰囲気を味わうことができるかもしれません。
こちらも共感できることが私には多いですね。
お互いに感謝の気持ちを忘れない夫婦が、こういう意見をよく言うように感じます。
お互いに感謝の気持ちを忘れない夫婦が、こういう意見をよく言うように感じます。
4.既婚の私が思う結論について
オワコンと言われるとおり、確かにデメリットに感じる部分は多いです。実際、「独身の時はよかったなぁ・・・」と思うことは度々あります。
でも悪いところばかりでないですよ。
帰ったら家に明かりが点いていたり、ご飯が用意してあったり、逆にこちらが用意していたり、苦しい時は分かち合ってお互いを支えたり、楽しいことを2人で共有できたり、出掛けた帰りに別れなくて済んだり、人生を共にしているなぁと感じたりできます。
何より、独身時代は「自分が使いたいようにお金を使う」だったのが、結婚すると「お金を使いたい対象が増えた」と感じるようになったのが、”オワコン”と感じない最大の理由じゃないかと感じます。
そう感じるには、月並ですが、「良い人と出会う」しかないと思います。
出会うきっかけは何だっていいんです。結婚したいと思える相手と出会えた時が結婚時(ガジェットみたいだな)で、世間やメディアに急かされて婚活しても、あまり良い未来はやってこないかもしれません。
お互いが、お互いを「結婚したい、将来添い遂げたい」と心底思える人同士が結婚した時、初めてうまくいくんだと思います。(最初はみんなそう思うんだ、と言わないでないでください(; ̄ー ̄A 神父さんや神様・みんなの前であなたも誓ったでしょ♪)
ということで、長々と語ってしまいました。
3行でまとめると、
- 恋愛は楽しいでしょう、異論は認めない
- 結婚すると自由が減って、責任が増えるよ
- デメリットを上回る人と出会えたら結婚しろ
と言う感じでしょうか。
あっさりまとまってしまった・・・長々と何書いてたんだorz 文才が無くてスミマセンm(_ _)m
最後までご覧いただいた方には、1つの意見として聞き流してもらえれば幸いです。
こう思っている奴もいるよ、くらいに感じてもらえたらいいなと思います。
皆さんによりよい未来が訪れますように・・・