対応している通信方式は、SoftBank 4G(下り最大76Mbps・上り最大10Mbps)及びULTRASPEED(下り最大42Mbps・上り最大5.7Mbps)に対応しています。
・・・・・・SoftBank4GとかULTRASPEEDって何だよ!って思ったので少し調べてみました。
- SoftBank4G=AXGP方式
- ULTRASPEED=HSPA+,DC-HSDPA
のことみたいです。といっても意味が分からないので掘り下げていきます。
1.W-CDMA(3G)
ここから考えるのがいいみたいです。
日本ではdocomo及びSoftBankが対応しています。この規格を拡張していくことで高速化を達成しています。
2.HSPA(High Speed Packet Access)(3.5G)
W-CDMAを拡張した高速通信規格です。
docomoではFOMA・FOMAハイスピード,SoftBankでは3G・3Gハイスピードと呼ばれています。
- 下り(HSDPA):最大14Mbps
- 上り(HSUPA):最大5.7Mbps
が日本では展開されています。
3.HSPA+(3.5G)
HSPAを高速化した通信規格です。
- 下り:最大21Mbps
- 上り:最大11.5Mbps
EMOBILEがこの規格を利用して、下り:最大21Mbps,上り:最大5.8Mbps(HSUPA)展開しています。
4.DC-HSDPA(Dual Cell High Speed Downlink Packet Access)(3.5G)
HSPA+の下り最大21Mbpsを複数束ねる形で、HSPA+の2倍以上の下り速度を達成しています。
EMOBILEがこの規格を利用して、下り最大:21Mbps×2=42Mbpsのサービスを展開しています。
5.AXGP(Advanced eXtended Global Platform)
次世代PHS規格としてwillcomが2.5GHz帯を利用して進めていた規格(XGP)を、経営統合して傘下に収めたSoftBankが今回さらに発展させたAXGPとして発表。理論上、下り最大110Mbps。
ということで、
- ULTRASPEED=3及び4
- SoftBank4G=5
ということですね。
※ちなみに、4Gとは国際的にはLTE及びWiMAXのことを指しますが、今回SoftBankは3.5Gの規格を上回る通信規格ということで、4Gの名前をつけています。
※SoftBank4GはTD-LTEと互換性があるということですが、このTD-LTEは”LTE”と名前が付いていても、docomoのXiやauが導入予定のLTEである、FDD-LTEとは違うみたいです。周波数帯も違いますし。
SoftBank4Gは2012年2月以降、開始発売予定です。
→公式に発表されました。SoftBank 4Gの料金プランが発表された!