紹介する方法はいずれもAndroidSDK導入が必要ですので、Android SDK 導入手順 for Windowsを参考にしてみてください。
まずは、端末とデバッグ接続をするためのドライバが必要です。
各メーカーのホームページにあると思いますので、そちらをダウンロードしましょう。
(ちなみにsharp端末ならSHARP共通 ADB USBドライバにありますので、手順に従って導入してみましょう)
そして、端末の「設定」→「アプリケーション」→「開発」と進んで「USBデバッグ」にチェックを入れて、PCとデバッグ接続しましょう。初めて接続した方は、ここでドライバのインストールが始まります。
さてここからです。今回はRootの必要が無い方法を2つ紹介します。
1.ddmsからキャプチャを撮る。
こちらはAndroidSDKを導入するとddms.bat(Dalvik Debug Monitor)が実行できますので、それを起動します。起動の仕方は、
a.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→ddms(またはddms.bat)と入力して「OK」
b.C:\Program Files\Android\android-sdk\tools\ddms.batを実行(標準インストール時)
のいずれかでOK。デスクトップにショートカットを貼り付けてもいいですね。
起動したところ(端末未接続時)
端末接続時(Nameの所に何か書いてあれば接続完了!)
後は、「Ctrl」と「S」を同時押しするか、「Device」→「Screen Capture」とクリックすればOK。
でかすぎて下が切れちゃった^^;
「Refresh」で現在の画面を反映させて、「Save」をクリックすれば、キャプチャ完了。
これで、1.は終了です。
2.Screen Capture -No Rooting を使用する。
こちらは、一度設定すれば、再起動するまで端末のみでキャプチャが出来ます。
まずは、こちらのアプリをインストールする Screen Capture -No Rooting 2.2(2.1の方はこちら)
一度起動すると、SDカードに「ScreenCaptureLib」フォルダ内に「sclib」ファイルが作成されます。
このファイルをPCにコピーしましょう。(例えばCドライブ直下なら、c:\sclib)
次に、端末をUSBデバッグ接続し、コマンドプロンプトを起動する。
コマンドプロンプトに以下の3行を順に入力して実行する。
adb push c:\sclib /data/local/sclib
(sclibファイルを本体の/data/local/にコピー)
adb shell /system/bin/chmod 777 /data/local/sclib
(/data/local/sclibに全権限を付与)
adb shell "/data/local/sclib /sdcard/ScreenCaptureLib/sclib.log"
(全権限が付与されたsclibファイルをSDカード内のScreenCaptureLibフォルダ内にsclib.logとしてコピー)
3行目を実行すると、コマンドプロンプトが固まりますが、気にせず終了でOK。
これで、Screen Captureアプリが使用可能になります。
アプリの設定の解説は以下の通り。
Capture Type
Timer:ステータスバー内のScreen Captureタッチしてから、5秒後にキャプチャ
Right Now:ステータスバー内のScreen Captureをタッチして、すぐにキャプチャ
Gesture:本体を振ってキャプチャ
Permanence
Once:キャプチャ後、Screen Captureを終了する
Enable Clear:(Timer/Right Nowのみ)連続キャプチャ。ステータスバー内の「通知」にScreen Captureが表示され、「通知を消去」で消去可。
Disable Clear:(Timer/Right Nowのみ)連続キャプチャ。ステータスバー内の「実行中」にScreen Captureが表示される。
Continuous:(Gestureのみ)連続キャプチャ
Image Storage Path
画像の保存フォルダの設定
この方法では、端末を再起動すると、再度PCとデバッグ接続して、
「adb shell "/data/local/sclib /sdcard/ScreenCaptureLib/sclib.log"」
を実行しなければなりません。バッチファイルを作成しておくといいですね♪
2.は現在使用していないため、画像の解説が無くてすみません。
1.は要PC、2.は再起動不可、といずれも欠点があります。
克服するには、スクリーンショットに対応している夏モデルに買い換えるか、Rootを取得する方法があります。
IS03のRootについては機会を見つけて紹介します。