2014/10/16

Windows向けセキュリティアップデート情報:2014年10月


※号外を公開しています!


本日までに発表された月刊セキュリティアップデート情報概要まとめです。

1.Windows Update:2014年10月月例

<参考>2014 年 10 月のセキュリティ情報
  • MS14-056
    Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2987107)
  • MS14-057
    .NET Framework の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3000414)
  • MS14-058
    カーネルモード ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3000061)
  • MS14-059
    ASP.NET MVC の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (2990942)
  • MS14-060
    Windows OLE の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3000869)
  • MS14-061
    Microsoft Word および Office Web Apps の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3000434)
  • MS14-062
    メッセージ キュー サービスの脆弱性により、特権が昇格される (2993254)
  • MS14-063
    FAT32 ディスク パーティション ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2998579)
IEに関する計14件の脆弱性の修正を含め、緊急・重要が計8件となっています。
※事前通知では9件でしたが、1件(セキュリティ情報 4)は問題が確認されたため、公開が見合わされているとのこと。


<注意>
Windows Update実行時、再起動後にKB2952664のインストールに失敗することがあります。

特に公式情報は無いようです。
インストールされた更新プログラムには既にKB2952664は存在し、セキュリティ関連のプログラムでもないことから、特に気にしなくても良さそうです。
気になる場合は、一度この更新プログラムを削除して再インストールするといいと思います。


※2016年1月以降、Internet Explorer向けセキュリテアップデートは、各OS向けの最新版のみサポートされると発表されました。
各OS向けのIEバージョン一覧

旧バージョンを利用する必要がある場合は、IE 11のエンタープライズモードを利用する方法があります。
2016年に向け、最新IE対応をとる必要がありそうです。


2.Adobe関連


3.Google Chrome 38

  • Stable Channel Update - Chrome Releases
    リリース日:2014.10.14
    内容:Flash Playerの更新(15.0.0.189),多数の修正
    バージョン:38.0.2125.104
  • Stable Channel Update - Chrome Releases
    リリース日:2014.10.07
    内容:37→38にアップデート。159件の脆弱性の修正(最高深刻度:Critical),113件の比較的マイナーな修正
    バージョン:38.0.2125.101

4.Oracle Java SE

※Java 7向けには、クリティカルパッチ(7u71)と同時に、複数バグの累積パッチ(7u72)が公開されています。Internet Watchによると、”特別な問題がない場合には「Java SE 7 Update 71」を使用することが推奨されている”とのこと。


次回のWindows月例アップデートは2014年11月12日(水)予定。
また、Javaの次回更新も2015年1月20日に予定されています。


 
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