2014/05/31

Chromecastで出来ることまとめ!



Chromecast何にも出来ねーってよく見るので、こんなことができるよってのを少しまとめてみました。
Chromecastは、Windows/Mac OS/Android/iOSに対応しています

1.PCからのキャスト

Chromeで表示しているタブの1つをキャストする事ができます。

Chrome向け拡張機能 Google Cast

Chrome ウェブストアから拡張機能Google Castをインストールして、キャストしたいタブで拡張機能アイコンをクリックし、キャストしたいChromecast名を選べば転送できます。


タブをキャストした場合、タブ内のコンテンツだけがストリーミングされるので、スクロールしたりやリンク先に飛んだりすることも出来ます。
逆にキャストしていないタブのコンテンツはストリーミングされませんし、他にどんなタブが表示されているかもわかりません。

キャストするのはタブだけではなく、デスクトップ全体をキャストすることも出来るので、ミラーリングみたいに使うこともできます。

画像はChromecastより

ただし2014.05.31現在この機能ばベータ版で、YouTube・dビデオ・ビデオパスの3コンテンツだけがChromecastに最適化されています。
ブラウジングのストリーミングは、遅延が1秒程度発生するのであまり適しません。静止画や動画などコンテンツのキャストに使えなくはないという程度です。


2.Android・iOSからのキャスト



Androidでは対応アプリのコンテンツをキャストする事ができます。

例えばYouTube。


表示しているコンテンツをキャストすることでTV等に表示させることが出来ます。
また、アプリ側が対応していれば、一時停止・早送りなどの操作をAndroid端末から行うことが出来ます。

基本的に、Chromecastはインターネット上のコンテンツを再生するためのデバイスです。Android端末でコンテンツをキャストすると、Chromecastに”○○を再生しろ”と指示し、Chromecastがネット上からコンテンツをダウンロード・表示してくれます。
Android端末からミラーリングするわけではないので、キャストしている間、端末では他の操作をすることができます。


3.Androidからのキャスト:その2

現在はChromecastに対応しているサービスが少ないので、ほぼYouTubeキャスト専用デバイスと思われがちですが、実はそんなことはありません。

AllCastAvia Media Player (Chromecast)を利用することで、端末内・クラウドストレージ内のコンテンツをキャストすることができるようになります。


AllCast - Google Play

AllCastはClockworkModの開発者でおなじみKoush氏がリリースしたアプリ。ChromecastにとどまらずApple TVなどのデバイスにもキャストすることが可能です。
キャストできるコンテンツは、
  • 端末内
  • Google Drive/Dropbox等の対応クラウドストレージ
  • 同一ネットワーク内のDLNAサーバー
にある画像・動画・音楽ファイル。もちろんキャスト中は端末を操作して他のアプリを使ったりすることも可能です。
当方の環境では、DLNAサーバー内の画像ファイルを認識できないようなので、この辺を解消してくれるといいなぁと思います。



Aviaは本来メディアプレーヤーですが、再生中の画像・音楽・動画をChromecastにキャストすることが出来ます。
こちらも端末内のみならず多数のクラウドサービスに対応しているのが特徴です。


また、今はベータテスト中ですが、Android端末のスクリーンをミラーリングする試みも進んでいます。

まとめ

まだまだ対応サービスは少ないですが、オンラインコンテンツ・端末内コンテンツをキャストすることが出来るChromecast。
ミラーリングが公式サポートしていないのが残念ですが、それも時間の問題かもしれませんね。

SDKも公開されているオープンな環境なので、今後の進化に十分期待出来るガジェットだと思います。


 
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