2014/12/09

【Nexus】ビルド番号の法則



Nexusシリーズ向けの小ネタを。

ビルド番号にはルールがあり、そのルールに乗っ取って命名されています。
Android 5.0.1のビルド番号LRX22Cを例に紹介します。

LRX22Cは
  • L
  • R
  • X
  • 22
  • C
それぞれに意味があります。

1文字目:メジャーバージョン

1文字目のLはAndroid OSのメジャーバージョンで、Android 5.0のコード”Lollipop”の頭文字の”L”が付けられます。
KitKatのビルド番号は”K~”となり、次期メジャーアップデートでは”M~”となります。

2文字目:マイナーアップデート

2文字目は各マイナーアップデートに対応するアルファベットが入りますが、法則はよくわかりません。
Nexus 7 2012 Wi-Fi向けのビルド番号を見てみると、
  • 4.1.2:JZO54K
  • 4.2.2:JDQ39
  • 4.3:JWR66Y
  • 4.4:KRT16S ※メジャーアップデート
  • 4.4.2:KOT49H
  • 4.4.3:KTU84L
  • 4.4.4:KTU84P
  • 5.0:LRX21P ※メジャーアップデート
となっています。
Jelly Bean以降しか記憶が無いですが、メジャーアップデートの時はいつも”R”(ReleaseのRかな?)が使われますね。後はわかりませんw

3文字目/4・5文字目:ビルド日付

3文字目は四半期をあらわしています。
Aを2009年第一四半期として、順番にアルファベットが当てられています。Xは2014年第3四半期です。
4・5文字目の数字は四半期内における日にちです。X22だと、2014年第3四半期の22日目にビルドされたということになります。

6文字目:ビルド順

最後のアルファベットは、その日で何番目のビルドかをあらわしています。
Aが1番目で、それ以降B~が順番に割り当てられます。


まとめ

  • L:Android 5.0 Lollipop
  • R:Lollipop最初のバージョン
  • X:2014年第3四半期
  • 22:当四半期の22日目
  • C:その日の3番目のビルド
ってことになります。


 
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