Nexusシリーズ向けの小ネタを。
ビルド番号にはルールがあり、そのルールに乗っ取って命名されています。
Android 5.0.1のビルド番号LRX22Cを例に紹介します。
LRX22Cは
- L
- R
- X
- 22
- C
1文字目:メジャーバージョン
1文字目のLはAndroid OSのメジャーバージョンで、Android 5.0のコード”Lollipop”の頭文字の”L”が付けられます。KitKatのビルド番号は”K~”となり、次期メジャーアップデートでは”M~”となります。
2文字目:マイナーアップデート
2文字目は各マイナーアップデートに対応するアルファベットが入りますが、法則はよくわかりません。Nexus 7 2012 Wi-Fi向けのビルド番号を見てみると、
- 4.1.2:JZO54K
- 4.2.2:JDQ39
- 4.3:JWR66Y
- 4.4:KRT16S ※メジャーアップデート
- 4.4.2:KOT49H
- 4.4.3:KTU84L
- 4.4.4:KTU84P
- 5.0:LRX21P ※メジャーアップデート
Jelly Bean以降しか記憶が無いですが、メジャーアップデートの時はいつも”R”(ReleaseのRかな?)が使われますね。後はわかりませんw
3文字目/4・5文字目:ビルド日付
3文字目は四半期をあらわしています。Aを2009年第一四半期として、順番にアルファベットが当てられています。Xは2014年第3四半期です。
4・5文字目の数字は四半期内における日にちです。X22だと、2014年第3四半期の22日目にビルドされたということになります。
6文字目:ビルド順
最後のアルファベットは、その日で何番目のビルドかをあらわしています。Aが1番目で、それ以降B~が順番に割り当てられます。
まとめ
- L:Android 5.0 Lollipop
- R:Lollipop最初のバージョン
- X:2014年第3四半期
- 22:当四半期の22日目
- C:その日の3番目のビルド