2014/07/14

ChromecastがAndroidからのミラーリングにベータ対応。遅延は数百msオーダー



遂に、”画面をキャスト”が可能になりました(∩´∀`)∩


ミラーリングには対応端末にChromecastアプリ(Version 1.7)のインストールが必要です。
(※1.7にアップデートしなくてもOKなケースもあったみたいです)

対応端末は、
  • Nexus 4
  • Nexus 5
  • Nexus 7 (2013)
  • Nexus 10
  • Samsung Galaxy S4
  • Samsung Galaxy S4 (Google Play Edition)
  • Samsung Galaxy S5
  • Samsung Galaxy Note 3
  • Samsung Galaxy Note 10
  • HTC One M7
  • HTC One M7 (Google Play Edition)
  • LG G3
  • LG G2
  • LG G Pro 2
の計14機種。今後対応機種は拡大していく予定です。
日本のキャリアからリリースされている端末もいくつかありますが、ミラーリングできる端末と出来ない端末があるみたいですね。

ミラーリングするにはChromecastアプリから画面のミラーリングを選ぶか、同一LAN内にChromecastが認識できればQuick Settingに”画面をキャスト”ボタンが表示されるので、1タップでキャストすることが可能です。


少し体感してみましたが、PC経由Chromeのキャストよりも遅延は少なく、写真やブラウジングくらいなら十分実用レベルです。
シビアなタイミングで操作が必要なゲームを大画面で楽しむのはちょっと無理そうです(とは言え、端末でやっているゲームを周りの人がTVで同時視聴するような用途なら大丈夫)。

Chromecastはオンラインコンテンツを表示してくれるガジェットですが、対応アプリによりNASや端末内メディアのキャストは既に実現していました。
これらはキャストしてしまえば端末側では別の操作が出来ることが魅力のでしたが、ミラーリングの実現によりケースバイケースでキャスト/ミラーリングを選択可能になったことで隙のないガジェットになりました♪

ステータスバー・ナビゲーションバーが表示されるのが若干邪魔ではありますが、Immersive mode対応アプリであれば全画面でコンテンツを楽しめますし、常にこれらのバーを隠すことも可能(要root)なので、そこまで気にならないデメリットです。


気になる遅延はどの程度か?ということですが、Android Policeで面白い遅延の計測方法が紹介されています。
  1. ストップウォッチアプリをスタートさせた状態でミラーリングする
  2. 両画面を含めて写真を撮り、その数字の差を遅延とする
という方法。
撮影時はISO感度を上げ、シャッター速度を上げるのが好ましいとのこと。

この画像での遅延は260ms(Android Policeより)

ルーター・Chromecast・ミラーリング端末がすぐ近くにある理想的な環境であれば、100ms未満の低遅延が実現できるとのことです。


Android 4.4 KitKat登場時から予期されていたミラーリングが遂に実現したことは嬉しい限りですね。
ベータ版で対応端末が少ないことが残念です。早く全Androidでこのすばらしい体験を味わって欲しいです♪


 
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