2013/08/09

Android Device Managerのリモートワイプ機能レビュー!



Android端末用紛失時対策機能が遂にリリースされました。
デバイスマネージャーページには、PCまたはスマートフォンのブラウザからアクセスすることで利用可能です。

この機能を利用することで、
  • 端末の位置を確認する
    ※位置情報は、GPS・Wi-Fi・3G/4Gの測位精度に依存します。端末の電源がオフになっていたり、電波OFFモードだと位置を特定できません
  • 着信音を鳴らす
  • 遠隔操作でデータを消去する(初期化する)
ことが可能になりました。

この機能を利用するためには、
  • Android 2.2以上の端末
  • Google Play開発者サービス バージョン3.2.25インストール
  • Android Device Managerをデバイス管理者機能を有効にする
    ※リモートワイプ機能を使う場合に有効にする必要あり
が必要になります。

Google設定のAndroid Device Managerで設定を確認できます

リモートワイプ機能はデバイス管理者を有効にする必要あり


早速リモートワイプ機能を利用してみました。

端末のデータを消去をクリックします

おもむろに消去をクリックします

消去完了後、リセット日時が表示されます

注意点としては、
  • 消去をクリック後、端末がオンラインになって初めて出荷時設定にリセットされる
  • オンラインになって数秒後にシャットダウンし、その後ファクトリーリセットが走る
  • カスタムリカバリ(ClockworkModとか)を導入していてもリセットされる(カスタムリカバリが対応しているかどうかによると思います)
  • SDカード内のデータがリセットされるかどうかはその機種に依存する
  • リセット後はもうこの機能を使って端末を探すことは出来ない
と言ったところでしょうか。
ファクトリーリセットは、端末がオンラインであればクリックから1分ほどでリセットされます。


盗難・紛失対策でこの機能を使うためには端末側で設定を有効にする必要がありますが、万が一Googleアカウントを奪われてしまった場合にはリモートワイプの被害にあってしまいます。
2段階認証を確実に設定して、アカウントを奪われることのないよう充分な注意が必要だと思います。


 
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