2013/04/28

QNAP NAS導入作戦! ~Android向けアプリレビュー編~


今回は、QNAP専用純正Androidアプリについて簡単に使い勝手をレビューしたいと思います。

※画像データが多めです(; ̄ー ̄A


QNAP向け純正アプリは、現在3つGoogle Playマーケットにて公開中されています。
  1. Qfile - Google Play
  2. QMobile - Google Play
  3. Qmanager - Google Play



1.Qfile


このアプリは所謂ファイラーアプリで、QNAP内のデータをGUIで操作することが出来ます。



まずQNAPを登録するのですが、QNAPの各種管理から”UPnPディスカバリサービス”を有効にしておくと、同一LAN内でアプリがQNAPを自動認識することが出来ます。(左)

私の環境では出来たり出来なかったりするのですが、その場合は手動で登録してもOKです(右)


アプリにQNAPを登録すると、次回からはアプリ起動時に自動的にログインしてくれます(左)
UIはDropboxそっくりで結構使いやすいです(右)



画像データはサムネイル付きで表示してくれます(左)
また、画像タップすると画面全体で表示でき、スワイプ操作等で次のデータを表示できます(中・右)


音楽データも再生可能です。バックグラウンド再生や、同一フォルダ内での曲送りも出来ます
何故かアルバムアートを表示してくれません(; ̄ー ̄A


↑アイコンをタップすると、データをアップロードできます


SDカードからアップロードを選ぶと、ストレージ内を見ることが出来ます(左)
複数ファイルのアップロード/ダウンロードや、フォルダごとダウンロード(アップロードは不可)することも出来ます(右)


転送状態は≡みたいなアイコンから確認出来ます(左)
設定から、撮った写真データを任意のフォルダに自動アップロードすることも出来ます(右)


QfileはDropboxと同じようなイメージで利用することが出来ますが、アルバム再生にも対応していたり、複数ファイル/フォルダの同時アップロード/ダウンロードに対応するなどかなり使い勝手がいいです。

動画を再生する際は、Qfileアプリ内での再生に加え、他の動画再生アプリ(MX動画プレーヤー等)でも再生可能なので、かなり便利に利用することが出来ます。



2.QMobile




QMobileはDLNAクライアントの位置づけです。
QNAP各種設定→アプリケーション→DLNAメディアサーバを有効にし、各種設定を済ませることで利用可能になります(後日エントリで紹介します)


Qfileと同じく、サーバーを登録します(左)
アプリ起動時にサーバーをタップして選択します(右)※Qfileみたいに自動でログインはしてくれないです


ログイン直後のトップメニュー画面
写真をアップロードしたりすることもできます


メディアセンターを選択すると、DLNAサーバーで共有するよう設定したフォルダが表示されます


音楽データを再生すると、こんな感じ。
Google Playミュージックみたいにストリーミング再生/バックグラウンド再生可能です
※こちらはアルバムアート表示されます♪


動画データはサムネイルが表示されないので、タイトルを工夫する必要があります(左)
※.movファイル利用不可
画像データもサムネイル表示されないので(以下同文(右)
※一度に表示されるファイル数は50まで。それ以上は”さらに多くのファイルをロード”という部分をタップして読み込ませる必要があります


QMobileはDLNAクライアントとして、画像・動画・音楽の3種メディアをストリーミング再生できますが、対応していない形式(.mov等)があったり、サムネイル表示してくれなかったり、アプリ終了のために2回終了確認ダイアログ(ログアウト時/アプリ終了時)が出たり、もう一息使いにくい感じです。

フォルダ内に複数のデータが混在していても、画像/音楽/動画それぞれソートをかけることが出来るのですが、NASを管理する人がデータを混在させるとは少し考えにくいですし、あまり使う機会がない機能とも言える気がします。



3.Qmanager


QmanagerはQNAP管理用アプリで、ブラウザから各種設定にログインしなくても、一通りの設定や状態を把握することが出来ます。

※以下のスクショはPlayマーケットから転載しています。
※ちなみにバージョン1.2.1では日本語に対応しています。


ログイン後のQmanagerトップ画面


トップ画面のメーターをたっぷするとリソースモニタに移動します
システムの状態や、ディスク使用量、オンラインユーザー(IP付き)等を確認できます


ダウンロードステーションではダウンロードの状態を確認できます
今は利用していませんが、今後便利に使えそうな機能です♪


システムツールでは、利用可能な各サービスの状態や、接続している外部ストレージの確認、ネットワークリストの確認、NAS再起動・サーバー停止などが可能です

また、Backup Status(バックアップ状態)では、各種機能(NAS to NAS/Rsync/RTRR/外部でアイス)を用いたバックアップ状態を把握できます。




長くなりましたが、QNAPはファイラーアプリ・DLNAクライアントアプリ・システム管理アプリの3つを提供してくれています。
それぞれ不満点はあるものの、全体としてはかなり使いやすいものとなっていて、満足度は高いです。

Qfileで足りない部分はQManagerで、QManagerで足りない部分はQfileで補うことが出来るので、この点でもQNAPを選んでよかったなぁと思いました♪


 
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