2013/02/25

Mozilla、Firefox OSの詳細を発表。KDDIがパートナーに!



ニュースリリース及び関連サイトは以下の通りです。


HTML5及びWeb標準技術を駆使して開発されたFirefox OSについて、MWC 2013を前に遂に発表が行われました。

オープンソースであり、HTML5によるカスタマイズ性の高さが魅力のFirefox OSは、キャリア・メーカーに合わせたローカライズが容易な仕組みのようです。


アプリ配信マーケット”Firefox Marketplace”も合わせて発表されましたが、Web上のHTML5コンテンツを端末側に保存してオフラインで利用したり、au Marketのようなマーケットを開くこともかのうとのこと。



発表された各パートナーは以下の通り。
  • 端末提供メーカー:Alcatel One Touch,LG,ZTE+Huawei
  • CPU:Qualcomm Snapdragon
  • イニシャルリリース市場:ブラジル,コロンビア,ハンガリー,メキシコ,モンテネグロ,ポーランド,セルビア,スペイン,ベネズエラ
  • パートナーキャリア:日本のKDDIを含む18社




日本のKDDI(au)がパートナー企業になっていますが、データ通信の最適化・セキュリティ機能の強化・ペアレンタルコントロールなどの分野で開発に協力していくとのこと。

また、日本でのFirefox OSのリリースも予定されていて、1~2年後になる予定ということです。



<追記>
ソニーモバイルコミュニケーションがFirefox OS搭載端末の製造を検討中とのことです。
<追記終わり>



てっきり、私はこのローカライズが容易なOSを利用して、auからFirefox搭載ガラケーが出てくるのかと思っていたのですが、そうではないようです。

このインタビューを見ると、Firefox OSを利用して、何が出来るかを模索しているところのようなので、全貌が見えてくるのはまだまだ先の話になりそうです。

Android/iOSで今できることをFirefoxで出来ても、それは魅力にはなりそうにないので、どんな独自サービスや機能が今後搭載されることになるのか、そこに注目したいと思います。



NTT docomo×Tizenとau by KDDI×Firefox OSと、今後は第3極が注目の的になりそうです。


 
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