docomoには既にある回線休止サービスが、今回auからも提供されるようになりました。
- au携帯電話向け「一時休止 (情報保管)」サービスの提供について - KDDI株式会社 ニュースリリース
今回のサービスは注意が必要です。
というのは、docomoの番号保管サービスは2年縛りをうまく乗り切るのに使えるのですが、今回のauサービスではそれができないようです。
docomoの番号保管サービス
docomoのFOMA音声回線を寝かせる方法!を参考にしていただきたいのですが、docomoの番号保管は、保管期間中も2年縛りの契約期間カウントが進むため、契約日から25ヶ月目に解約しても解約違約金9,975円は発生しません。
auの一時休止サービス
- 提供開始日時:2012年11月13日
- 事務手数料:2,100円
- 月額:390円+ユニバーサルサービス料
- 保管期間:最大5年
- 注意点
ビジネスメールアドレスは保管対象外
5年間の情報保管期間経過後は自動解約
情報保管期間中は通話・通信利用不可
その他各種サービスは自動解約
「年割」「スマイルハート割引」「誰でも割」「誰でも割シングル」の解除料は原則として請求しない(注1)
注1) 休止中の解約や、同一の期間契約割引サービス再加入を伴わない再利用の場合に限り「一時休止 (情報保管) 」申込み時点の解除料を請求。
注目したいのは下線部分。
休止中の解約は、休止申し込み時点での解除料が請求されるということは、休止期間は2年縛りの契約期間としてカウントしてくれないということです。
つまり、
1.休止申し込み時
誰でも割は解約扱いになるけれど、再開時に誰でも割を継続申し込みするという前提なので、この時点で9975円は請求しない。
2.再開申し込み時
誰でも割を再開することが前提なので、この時に誰でも割に再加入しないと、1.の時点で解約したとみなして、9975円請求される。
3.休止中にauを解約した時
誰でも割に再加入されなかったので、1.の時点で解約したとみなして、9975円請求される。
ということですね。
ということで、2年縛りの更新月に回線を一時休止すると、以後5年間月額390円で好きなタイミングで解約できるという使い方が理想的でしょうか。
本来番号を保管しておきたい方のためのサービスなので、あまりお得な使い方が出来なさそうなのが残念ですね・・・