Galaxy Nexusに、Jelly BeanことAndroid4.1を導入して、未来を垣間見てきましたので、簡単にレビューを紹介します。
※導入に必要な各ファイルは、Android4.1(Jelly Bean)導入のための関連ファイル一覧を参照してください。
※Jelly Beanの新機能の紹介はGoogle I/O 2012基調講演まとめ(JellyBean/NexusQ/ProjectGlass)を参照してください。
アカウント設定画面
左:起動直後、右:例の壁紙に変更
アプリの選択はこういった感じになります
Jelly Bean対応Superuser(最新はv3.1.3)
アプリ設定画面。”通知を表示”が追加されています
※本機能はGoogle Play3.7.13の新機能です
太字未対応フォントにも、念願の太字対応
IME利用時には戻るボタンが変わって”ソフトキーが隠れる”と直感的にわかる
通知画面。直接共有などの操作ができます
ロック画面。カメラ/Google Now/ロック解除が可能
Google Now画面。ホーム長押し→Googleアイコンへスワイプで起動可能に。
ただし、使い方がよくわかりませんでしたorz
音声検索で東京の天気を表示してみました。画像・プレイスからの検索も可能です
日本語ではどう頑張ってもWEB検索しか出来ませんでしたorz
カメラアプリから←へスワイプするとギャラリーに変わります
ブラウザのクイックコントロールが増えています
また、WP7のカーブフリックのように、2アクションで様々な機能にアクセス可能です
バージョン一覧
画像でのレビューは以上です。
後は気付いた点を箇条書きで紹介します。
- 純正アプリ(ブラウザ、ホーム、ギャラリーなど)の操作性はとってもヌルヌルで快適です。さすがはProject Butterといったところ
- ブラウザはかなり重いサイトの読み込み中でもスムーズにスクロールしてくれて、ICSからさらに快適になりました
- ソフトキーの反応も体感できるほど早く、とてもキビキビ動いてくれます
- 日本語にて使用すると、アプリなどの並び順が1→あ→Aとなります
(Android4.0までは1→A→あの順でした) - アプリの動作は起動しないもの~特定の機能が使えないもの~使えるけど操作性がガクガクなもの~完全に利用可能なものまでさまざまです
- 日本語フォントに、モトヤマルベリが採用されています
- リカバリを書き換えても、純正に戻されてしまいます
→/system/recovery-from-boot.pを適当にリネームすればOK
各アプリの注意点について
- ADW EXのアニメーションスクロールは利用できません(オフにすればOK)
- Titanium Backupは利用可能ですが、ユーザーデータを暗号化していると復元できません。また、Nandroidからの復元も利用不可(バージョン5.3.2)
- TwiccaはJelly Bean対応済みですが、スクロールはブラウザほどヌルヌルではないと感じました。アプリ側でもチューニングが必要なのかもしれません
ICSのカスタムROMが霞んでしまうほど操作性はいいですが、残念ながら非対応なアプリも多く、常用は出来ないと判断して、半日でCM9RC1に戻しました。
まだGalaxy Nexus用Android4.1ソースも公開されていませんので、これからカスタムROMが出てくることでしょうし、それを楽しみに待ちたいと思います♪