今回はちょっとした小ネタで、あまり利用用途は多くないものです。
”*#06#”や”*#*#4636#*#*”といった隠し(?)コードがAndroid端末には設定されていて、そのコードをダイヤルするだけで各種設定などを呼び出したりすることが出来ます。
これは各種アプリの実装により実現しているものもありますので、apkファイルを展開してAndroidManifest.xmlを見ると載っていることもあります。
以下はGoogle Android Hidden Secret Codes(Tweaking with Vishal)にて紹介されているコード(とIMEI表示を付け足しました)の一覧です。
- *#06# - IMEI表示※
- *#*#4636#*#* - ”テスト中”設定呼び出し※
- *#*#7780#*#* - Googleアカウント設定など、システム設定初期化
- *2767*3855# - 工場出荷状態に戻す
- *#*#34971539#*#* - カメラに関する情報
- *#*#7594#*#* - 電源ボタンの機能割当設定
- *#*#273283*255*663282*#*#* - メディアファイルのバックアップ保存画面を開く
- *#*#197328640#*#* - 各種テストや設定変更が行えるサービスモードを開く
- *#*#232339#*#* / *#*#526#*#* / *#*#528#*#* - WLAN(3G?)のテスト
- *#*#232338#*#* - WiFiのMACアドレス表示
- *#*#1472365#*#* - GPSテスト
- *#*#1575#*#* - GPSテストその2
- *#*#232331#*#* - Bluetoothのテスト
- *#*#232337#*# - Bluetoothアドレスの表示
- *#*#8255#*#* - GTalk Service Monitorの起動※
- ファームウェアバージョンの表示
*#*#4986*2650468#*#* - PDA, Phone, H/W, RFCallDate
*#*#1234#*#* - PDA and Phone
*#*#1111#*#* - FTA SW Version
*#*#2222#*#* - FTA HW Version - 各種ファクトリーテストの実行
*#*#44336#*#* - PDA, Phone, CSC, Build Time, Changelist number
*#*#0283#*#* - パケットのループバック
*#*#0*#*#* - 液晶のテスト
*#*#0673#*#* / *#*#0289#*#* - メロディーのテスト
*#*#0842#*#* - バイブレーションやバックライトのテスト
*#*#2663#*#* - タッチスクリーンのバージョン
*#*#2664#*#* - タッチスクリーンのテスト
*#*#0588#*#* - 接近センサーのテスト
*#*#3264#*#* - RAMのバージョン
これだけあって、手元のGalaxy Nexus(CyanogenMod9導入)にて有効だったのは、※が付いている3つだけでした。
この中でも利用頻度の高いのは”*#*#4636#*#*”です。
SIM抜きIS03でできること、できないこと&Tipsでも紹介しましたが、無線通信(3G/4G)に関する設定などが出来ますので、利用頻度は高いです。
端末によっては、機能を潰されているものもありますが、一度試してみても面白いと思います♪