2014/11/12

Windows向けセキュリティアップデート情報:2014年11月


本日までに発表された月刊セキュリティアップデート情報概要まとめです。

1.Windows Update:2014年11月月例


<参考>2014 年 11 月のセキュリティ情報
  • MS14-064
    Windows OLE の脆弱性により、リモート コードが実行される (3011443)
  • MS14-065
    Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3003057)
  • MS14-066
    Schannel の脆弱性によりリモートでコードが実行される (2992611)
  • MS14-067
    Microsoft XML コア サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2993958) 
  • MS14-069
    Microsoft Office の脆弱性によりリモートでコードが実行される (3009710)
  • MS14-070
    TCP/IP の脆弱性により、特権が昇格される (2989935)
  • MS14-071
    Windows オーディオ サービスの脆弱性により、特権が昇格される (3005607)
  • MS14-072
    .NET Framework の脆弱性により、特権が昇格される (3005210)
  • MS14-073
    Microsoft SharePoint Foundation の脆弱性により、特権が昇格される (3000431)
  • MS14-074
    リモート デスクトップ プロトコルの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (3003743)
  • MS14-076
    インターネット インフォメーション サービス (IIS) の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (2982998)
  • MS14-077
    Active Directory フェデレーション サービスの脆弱性により、情報漏えいが起こる (3003381)
  • MS14-078
    IME (日本語版) の脆弱性により、特権が昇格される (2992719)
  • MS14-079
    カーネルモード ドライバーの脆弱性により、サービス拒否が起こる (3002885)
Windows向けセキュリティアップデート情報:2014年10月 号外にて紹介していたWindows OLEの脆弱性,IEに関する脆弱性の修正を含め、緊急・重要・警告が計14件となっています。
※事前通知では16件でしたが、2件(セキュリティ情報 5,12)は問題が確認されたため、公開が見合わされているとのこと。

<注意>
EMET 5.1が公開されました!
また、MS14-065(IE関連)の修正プログラムとEMET 5.0のEAF+との間に互換性の問題があるとのこと。EMET 5.1にUpdateするか、一時的にEMET 5.0のEAF+を無効化する必要があります。


※2016年1月以降、Internet Explorer向けセキュリテアップデートは、各OS向けの最新版のみサポートされると発表されました。
各OS向けのIEバージョン一覧

旧バージョンを利用する必要がある場合は、IE 11のエンタープライズモードを利用する方法があります。
2016年に向け、最新IE対応をとる必要がありそうです。


2.Adobe関連


3.Google Chrome 38

  • Stable Channel Updat - Chrome Releases
    リリース日:2014.11.11
    内容:Flash Playerの更新(15.0.0.223),多数の修正
    バージョン:38.0.2125.122


次回のWindows月例アップデートは2014年12月10日(水)予定。
また、Javaの次回更新も2015年1月20日に予定されています。


 
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